ようこそ海洋磯釣倶楽部へ1.を修正 そして2013.海洋磯釣倶楽部2.〜 2017海洋のホームページ3.に続き、 2021版. 海洋磯釣倶楽部4 2022版・海洋磯釣倶楽部5を新しく開設リンクご覧下さい版 |
2025.1.更新中 私の釣り紀行&情報ネットワーク 福岡県北九州市小倉・若松の釣り紀行 |
北九州市若松区脇田海釣り桟橋事務所 рO93―741―3610で北九州少年少女釣り大会を毎年の9月開催。主催九州磯釣連盟北九州支部
私の釣り紀行&情報ネットワーク 福岡県北九州市若松響灘風車公園前 |
2020.8.更新 北九州市小倉・日明海峡海釣り公園の釣り 上瀧勇哲 |
私の釣り紀行&情報ネットワーク 北九州市小倉・若松 |
北九州市若松、脇田港の釣り
上瀧勇哲
ご近所の釣り仲間、田中さんが先週6月25日、若松脇田釣り桟橋で、アジの泳がせ釣りで、ヒラメ45pに、タカバ(ハタ)33pを釣った、釣り情報をもらった。
それを聞いた、釣り仲間の進さんが、娘の孫を連れて脇田釣り桟橋に行きたいので、私にアプローチをかけてきた。
暇人の私、若松に用事もあったので、後で行くことにした。
6月30日、朝9時ごろ、サポート役で行くと、サビキでアジが釣れんとボヤク進さんに、孫達は、フグとイワシ、キビナゴなどが少し。
風も少しあり、釣りが難しい状況。とうとう娘と孫は釣り桟橋の釣りを諦め、私がプランした、港の中で釣りをする事にした。
私は、この事を予測して、砂ゴカイ虫を50gほどポイント店で買ってきたので、港内のチョイ投げで何か釣ることをした。
私のチョイ投げ仕掛けを、孫のルアー竿二本に仕掛けをセットさせ、チョイ投げの、レクチャーをしてやった。
すると、すぐにアタリがあり、孫のSくんが小ダイをゲット。
Mちゃんはメゴチの大物24pを釣り
「おじちゃん、この魚、食べれるの?」
「テンプラにできるよ」と、娘さんに、これもレクチャーした。
そのメゴチが入れ食いで7匹キープした。
進さんいわく「虫エサ、持ってくれば良かった」とかで、進さんは港内で木葉クロを数匹キープして、賑やかしい釣りとなった。
私も、ルアー竿で、護岸のチョイ投げ置き竿釣り。置いた竿を上げると、いつの間にかハゼが食いついていて良型ゲット。
これも娘さんのクーラーに入れてやったが、今日は、メゴチ、ハゼ、小ダイ、小グロ、メイタ、カワハギ、イワシ、サヨリ、メバル、などの小魚がクーラーに収まった。娘さんが、この魚をどう料理するか、分からないが、とにかく魚さんが、たくさん、色々釣れたことが楽しかった、と、娘さんだった。
近くの、釣り場、波止から、ファミリーフィッシングする家族が3組いて、それぞれ、色んな魚達が釣れて、楽しめていたようだった。
今年も若松区、脇田海釣り桟橋で、九州磯釣連盟
北九州支部主催で
「第42回 北九州少年少女釣大会」を10月6日に開催しますので、楽しみにお待ちください。
詳しいご案内は、大会要項が、できしだい、つり具のポイント店などの北九州市内、遠賀、田川、行橋、豊前等の釣具店、店頭のポスターでPRされます。又、本誌でもご案内いたします。
インフォメーション
◎ポイント若松ひびき灘店
рO93―752―5711
北九州市若松、ひびき灘のチヌ釣り
上瀧勇哲
寒気に入り、魚の食い渋りが始まった近場の釣り。苅田港も門司方面もチヌやクロは、ほとんど釣れん、と、仲間達がそうボヤく。それでも、まだ初釣りをしてない小林さん「何処かでチヌを釣らしてくれないか」ということだったので、私のホームグランド若松ひびき灘を案内することになった。
1月21日、優しい北西の風が少しで釣り日和の天気予報。
行橋は無風の早朝6時に迎えに来てくれた小林さん、彼のダイハツ・タントに乗せてもらい、午前7時過ぎには若松ひびき灘、風車公園に着いた。キャリーカーにクーラーとマキエバケツを乗せ、10分ほど歩いた、いつもの釣り場に着く。日が昇って今日は暖かそうだ。しかし西風が少しあり、テトラの上からの釣りを断念して、広い足場の良い釣り場から15m沖のチヌポイントを釣ることにした。それでマキエの遠投タイプを準備している。オキアミ二角にマルキュー・チヌパワー遠投Gと、マルキュー瀬戸内チヌ、マルキュー・チヌパワー・ムギ・スペシャルを各一袋、前日ブレンドしたものを釣り場で海水を加えて硬めに練り上げた。集魚剤とオキアミ、ジャンボアミは、釣り行く前の日に、荒くブレンドしておくと、アミ汁が集魚剤に吸い込まれ、マキエ全体がエサとなり、魚の活性が高まる。特に冬場は、オキアミなどの解凍が遅くなるので、早めにブレンド、解凍することで、集魚効果が高まる。また、家でマキエ、ブレンドしておくと、釣り場でゴミが出ないのだ。マキエ以外のサシエサとか、缶、ボトルなどを釣り場に、持ちこまないようにしたい。
さて、そのマキエをパワーチタンヒシャクTR-01・75Mで超遠投。15分ごろ続けているころ、先に竿を出した小林さんが、遠投で早くも18pほどの小グロを釣った。「釣れるじゃないか」と
嬉しそうな初釣りで、早くもキープとか。サシエサはマルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLだった。私も遠投できる、腰の強い、がま磯・グレ競技スペシャルV.1.25号5.3ロッドに、ダイワ.セルテートHD3500H.リール。
道糸は視認性が抜群のリミテーション磯 CXフォルテッサ 2号ラインを巻いた。
ウキも遠投でき、視認性を考えて釣研、翔黒・Bウキをチョイスした。
フロロファイタージュード1.5号ハリスに、OHインホワイト・チヌ2号鈎に、サシエサはマルキュー・くわせオキアミ・スペシャルLなど、5種類ほど準備している。第一投したのが午前8時ごろ。15m沖でピチャピャ、ハイジャンプする魚がいて?、小林さんが「ボラですよ」とか。そのボラめがけて、とにかく遠投するマキエ。
マキエが良く飛ぶのも集魚剤のおかげ!!。今日はウキ下を8mごろ、ちょうど底から1〜2m上がクロ、チヌの回遊と考えているからだ。そんなとき、いきなり小林さんの、がま磯・インテッサGフォー1号53ロッドが曲がり、ボラを掛けたとか?
そのボラ、けっこう良く引くので、私はタモを持って、テトラポットに降りた。
そうでもしないと、掬えないからだ。どうせボラだろう、という小林さんは、かなり強引に魚を浮かしたら、これがボラでなくチヌ!!。驚いて「小林さんチヌですよ」で、いきなり慎重になっているものの、テトラの足下でやっと掬い、初ヒットが、まさかのチヌで、小林さん大感激だ。サシエサはマルキュー・特鮮むきエビで、
「よう、フロロファイタージュード1.5号ハリスが持ったね!!」と、小林さん感心しきりだ。サイズは42pぐらい、十分なサイズだ。ウキ下8mごろで、遠投して釣ったとか。これに気を良くした小林さん、ヤル気マンマンで、マキエをドンドン入れた。それで、なぜかしらエサばかり取られている私。
キビナゴとか、シラスのような小魚がいて、まるで夏場の釣りのような感じで、エサがすぐ消える。しかし、アタリが出ないのが変なのだ。そして、その正体が分かった。「フグだ!!」10pごろの草フグが3匹ほど釣れたので、今度はテトラから先の5mごろを狙ったら、道糸がテトラに掛かって釣りづらい。それで再び沖を狙う二人。
今日はボウズかと想うような雰囲気になったので、午前11時、しばしランチタイム。アールポットで熱湯を沸かし、小林さんと二人、カップメンに妻が作ってくれたサンドイッチが旨い!!。「釣り場で温かい物を食べると元気が出てくる」と小林さん。
最後に熱い紅茶を飲み干して、再び釣り再開。少し風が出てきたようで、道糸のフケが多くなってきた。それでも釣研、翔黒・Bウキが安定しているので、さほどでもなく、魚のアタリがボコボコしているが中々沈んでくれない!!。
その小さなアタリがフグだから少々悔しい。ウキ下を9mぐらいに下げると、流れているウキが止まり、根藻にカランでいることが多くなってきたが、それをアタリと勘違いすることも多大ある私。今日は、そんな釣りで、とうとう午後1時、マキエ切れで納竿。小林さんもメバル1匹、小グロ1匹、計4匹キープして納竿した。
それでも小林さんがチヌを一枚釣ってくれたので、ますば、初釣りを案内して釣らしてやったことで、責任者としては良かったと想う。
インフォメーション
◎ポイント若松響灘店 рO93―752―5711番
北九州若松響灘、軍艦波止の釣り
サーフメイズ JAPAN 事務局長 上瀧勇哲
今年も残り少なくなった12月7日、今、若松の海はアジとクロ、メイタが大変良く釣れている。その中でも足場の良い、車そばから岸壁からの釣りは私達シニア世代は最もふさわしい釣り場。今度は洞海湾側の貯木場と軍艦波止側を釣り座として、クロ & アジを狙った。
先週、九州磯釣連盟の松尾さんとの口コミで知ったアジは25〜30pサイズが回遊しているそうで、うまくキャッチできたら?
それで今度は赤アミとグレパワーV9を混ぜた、ふかせ用として準備した。
小潮で満潮が8時ごろだから、ゆったりした出発。すでにマキエは準備してあるのでサシエサ用として「くわせオキアミ・アジS」をポイント若松響灘店(рO93―752―5711)で購入した。別に小粒のオキアミをタッパーで解凍して、ボナンザの「ボナミックス」を加えて、サシエサにしたものを準備した。
釣り場は洞海湾側の貯木場、軍艦波止。以前は釣り禁止であったが、今は解放され、又、貯木場には一本の木材も浮かんでない。そのどちらもアジが回遊して遊べているので、私は風を気にして貯木場側を釣り座にした。
後方の軍艦波止が風よけになり、車もすぐそばに駐車できるからファミリーでも遊べる安全な波止。ただし私はエアー式のライフジャケットを着用している。この岸壁からの釣りでも以前二人の釣り人の命が失われていることを、まず申しておきたい。
午前9時の最干潮からの釣りではあるが、ゆったりした上げ潮でねらえるつもりであったら、けっこう釣り人も多く、賑やかしい釣りをしている。で、ボラを掛けた釣り人が右往左往していると、タモ入れの釣り人が60才ごろのおばさんで、うまくキャッチできないでいるが、とうとうハリス切れ。シニアご夫婦も五〜六組竿を出していて、ほとんどの方がサビキ釣りでぼつぼつ20p前後が釣れている。私は貯木場側で釣り始め、マキエをするとアジが海面下に見えて、時々バシャバシャしているから、今日は楽しめる?
ウキは水面をキラキラさせているので、逆光を考えたつもりで、高園どんぐりレトロ0号を全遊動で使用し、アジの下に居そうなクロをまず狙う。
ハリス1号を2mとして短く、最初はガン玉なし、で、サシエサの小粒オキアミで仕掛けを入れると、すぐにアジ。まだ仕掛けが馴染んでない状況でヒット15p。続いて連続ヒットはアジ。周辺の釣り人にもアジがコンスタントに釣れている。時々の大物は、やっぱしボラの30〜40pがタモに入っているようだ。
午前11時ごろ、今までにない引きはメバルの18pサイズは黒メバル。10pごろのサイズもアジと一緒に釣れているが、これはサシエサを使っている釣り人にヒットで、サビキ仕掛けにはやっぱしアジ、それでもけっこう楽しめている。風が出て仕掛けが入りづらくなったので、ハリスにガン玉7号をまず一つ。それでも入らず、二投打ちしてやっと入る。道糸のフケが多くあると中々仕掛けが入らない。それで竿先を水面につけ、道糸を波間に漂わせるイメージ作戦。ウキ下4mごろでスーッと、ドングリが消えてヒットは良型のクロ23pサイズ。周辺の釣り人が一斉に注目してくれて、アジとクロが連続ヒットで、クロを4匹キープして午前の部が終了。今日は風があるものの水温はまだ温かい。36pライブエルにクロとアジが元気で泳ぎ回っているのを見てくれる釣り人も多く、「クロ、メバルもおるんヤネー」との話し。
温かいカップラーメンとオニギリを頂きながら、午後の部へ。しかし以外にも魚が居なくなり、味の群れが消えた。変わりにフグと稚ダイが、そしてカワハギまで釣れるが、みんなリリースサイズ。周辺の釣り人の竿も曲がらないので、半遊動としてウキをBにして、サシエサを底に沈める作戦でチヌを狙う?仕掛けを早く沈める、安定させる為にガン玉7号を三連にして直立したハリスをイメージさせる。その上でウキ下は7mが底でドブ地、あるいはモ根がある。ときどき木のカケラが上がってきたり、ゴミが釣れたりで、どうも海底はゴミだらけ?しかし、ストーンと引く良いアタリはタケノコメバルの20pサイズが釣れた。「やはり海底は奇麗なのだ!!」
そう言い聞かせて午後2時まで釣って、私の釣りを終えた。
今日は様々な魚が釣れて、フグまで合わせると9種は釣った。その中でアジ、メバル、カサゴ、クロはキープした。最後に、釣り人が多いだけにゴミも多く、強風でゴミが海に吹き飛ばされて、重いゴミだけが残っている。
その中で私はアキ缶と集魚剤の袋を拾い集め、ナイロン袋に入れ、40pバッカンに押し込んで、軍艦波止に感謝して、若戸トンネルをくぐった。
今度はサシエサとして小粒の「くわせオキアミ・アジ」がすごく効果的で、クロ、メバルが釣れた。「ボナミックスV」をスプレーした小粒のオキアミでもアジが良く釣れた。さびき釣りより生エサを使った、ふかせ釣りの方がアジの型も良く、コンスタントに釣れるのでお勧め。又、半夜釣りで良型のメバルも、この波止で釣れている。サシエサは青虫が良いそうだ!!
インフォメーション
◎ポイント若松響灘店 рO93―752―5711
私の釣り紀行&情報ネットワーク 北九州市小倉・若松 |
釣り場環境整備推進の現状と釣り人の自己責任
北九州市若松響灘のメバル釣り
サーフメイズ JAPAN 事務局長 上瀧勇哲
久しぶりに元、海洋磯釣倶楽部の会員である浜部さんからの電話で「どうしよるかネ」で始まって、彼は今、メバリングにはまっていることを聞いた。
彼のホームグランドである若松響灘の波止はテトラがたくさん入り、メバルの好ポイント。天気の良い日に出かけ、5〜6匹はいつも釣っているそうで、この時季は特に型が良いそうだ。それで彼のホームグランドの沖波止と新波止、どちらも車を駐車してすぐが釣り場で、毎週通っているそうだ。
狙い方とか釣り方を聞くのだが、ソフトルアーとかエコギア、ワームでも釣れるのだが、これは活性がある4月からが良く、今は生の沖アミとか虫エサで釣れるので、食わせを重視したエサ、タックルであれば2ケタも間違いないと言う。そして、もっとも大切なのはその仕掛け、エサをメバルの巣に届けてアピールさせることなのだが、これは釣り座がテトラからとなるし、ポイントを見つけるまでけっこう探り歩きが必要となる。彼は、ここの釣り場を5〜6年かけて知りつくしているので、メバルの巣を30〜40ヶ所知っているベテラン。始めての方は、けっこうハードになるし、テトラ歩きをしっかり見につけてやることが大切とか。その上で彼の釣り仲間であり、職場の上司がテトラにズッこけて今、入院していることも付け加える。
3月5日(土)晴、そんな情報をもらって早速、朝早く若松に釣行。
途中のポイント若松響灘店で彼がメバリングで使っている「シャキ生M」とマルキューのエコギア桜イソメ(ピンク)を購入して風車公園無料駐車場に入れ、その前の岸壁テトラからライフジャケットを着用して釣り始める。
テトラポットからの釣りは好きではないのだが、どうしても入らなくてはならないときは安全を意識して、ライフジャケット着用と、周辺に釣り人が居る釣り座に入ることを意識してほしい。ウキふかせ釣りでメイタ狙いとか、サビキ釣りでコノシロ釣りをしている釣り人がけっこう多く、女性も数人居るようだ。その中でソフトルアー、ロックフィッシューのつもりで、テトラ根廻りを、探って歩く釣りは、とにかく釣り歩きと、メバルの巣を探ることが大切。これは浜部氏の口癖でもある。沖潮の満ち潮で、けっこう波しぶきがあって道糸がフケて釣り辛い。
波が少なく、穏やかな釣り日和の方がメバル釣りとかソフトルアーは釣りやすいのだが、今日はちょっと釣りにくい。それで鈎上5pごろにガン玉1号を打ち、エサをうまく底根に届きやすいように工夫した。おまけにテトラの穴に入れる竿の探査性をイメージし、しかも集魚効果も期待するつもりの、ちもとホタルをセットして、とにかくサシエサがうまく穴(巣)に入り、分かりやすい仕掛けを考えた。午前8時、後方の風車がゆっくり回っている前の海で、竿先をチョンと押さえて少し誘ってやると、いきなり竿先を絞り込むアタリはカサゴ15pがヒット。久しぶりのキープサイズで、水汲みバケツに入れてやる。そして、その穴にもう一度「シャキ生」を入れると連続ヒット。これも18pサイズ。もう一度チャレンジして一度、根掛かり。仕掛けを交換して、その巣に入れて誘いをやると10pサイズ、これはリリースして、アタリが終了。次の穴を探しながら午前9時ごろ、ウキふかせ釣りの釣り人に30pのチヌがヒットした。その近くで探っていると、ヒットはギンポ、これはリリース。アイナメ(メクジ)の10pサイズもリリース。生エサのマルキュー,くわせオキアミ.「シャキ生」Lは、鈎にフィットして食い込みが良い。正直、ワーム、ルアー、エコギアよりこの度は釣れた。今の季節は生エサに限る。そんな調子づいた釣りを楽しんだ。
多発する近場の釣り事故、その要因は釣り人自身の問題
若松響灘、安瀬埋立地、その中央にある沖波止は30数年前から今に続く現役の波止である。消波堤の役割をするこの波止は、全てがテトラポット。角型、ひし型、丸型テトラの三種類があり、昔は高さがない石積み波止だった。それが今のように二重、三重と積み重なり、高くなったことでシケに強い少の波にも耐えられるようになり、釣り人はこの波止を無理して歩く釣りをする。その沖波止先端まで歩くと40分かかる。若いときは早足で30分少々でいけたが、今では1時間かけても難しい。もっとも十年前からこの波止で釣りはしていない、それはテトラの波止は危険がつきものだから。
その、沖波止でこれまで、死亡事故が三件あった。
波止そばに無人の車が数日置きっぱなし。そして、家族の捜索依頼で釣り人の釣り具が沖波止で見つかったこと。二件についてはまだ遺体が検証されていない。
テトラポットからの釣りは危険がつきまとう、テトラからの釣りはもちろんだが、その行き帰りで転倒したり、つまずいたりして、テトラにはまってしまった釣り人をこれまでなんども見てきた。ケガをした友人も5人居たが、私はこの種の事故がないのが不思議なぐらいである。その沖波止からつながる2〜3qもありそうな新波止、ここも全てテトラポットの釣り。今は、そばに風車公園があり、車が30〜40台駐車できトイレも完備された。公園らしく芝生広場もある。釣り場となる岸壁は、赤いレンガ敷きの幅20mほどの広い遊歩道が限りなく続き、その岸壁から下のテトラはすぐに降りやすく、沖波止より便利で海に入りやすい。そんな遊歩道だが、昔はフェンスで囲まれ、海に入れなかったし、埋立地造成地ということで危険がいっぱいだった。その中で事故多発、死亡事故もあった。
恥ずかしい話だが、昔、私の大先輩と5人ほどで一緒に釣行した沖波止。
行きの35分は釣行気分で良かったが、イザ釣りを始めて仲間達が酒、ビールを飲みはじめた。その中で酒好きの大先輩がイザ帰るとき、テトラから落ちて足と腕を骨折。仲間達で先輩の荷物を持ち、三人でその先輩を延々1時間以上かけてテトラの上を行進したことがある。その後、酒をたしなむ仲間と、この波止には絶対行かないと誓った。
自己を知り他人に迷惑をかけない釣りをする
「危険だからここでは釣りをしない!!」とか「テトラポットでは」「この波止では」と、釣り人自身が自分を知り危険予知をはたらかせ「無理な釣りをしない」このことがもっとも大切。特に「この釣り場は釣れる!!」と、思い込むと、どうしても無理して釣りをしてしまう。これは誰にでもあるはず。仲間や同行者のアドバイスとか経験により判断する場面もあるが、その日、その時々をしっかり考え、危険予知をイメージしながら十分対処できる装備と心構えで安全意識をもって釣りをしたいものだ。
「危ないなら釣りをするな!!」とは言わないけれど、自己の判断で釣りをする以上、それは自己責任。そして自己責任だろうけど、家族や仲間や、たくさんな人々に迷惑をかけない。このことを十分わきまえて釣りを楽しんでもらいたい。その上でライフジャケット着用、そして滑らない波止用のブーツでキッチリ望みたい。
私の釣り紀行&情報ネットワーク 北九州市小倉・若松 |
2020.8.更新 私の釣り紀行&情報ネットワーク 北九州市小倉・若松 |
私の釣り紀行&情報ネットワーク 北九州市小倉・若松 |
北九州市小倉北区日明海峡釣り公園のメバリング
上瀧洋子
毎日暑い季節が続いていますこの頃ですが、日中の猛暑で、さすがの釣りキチさん、家で過ごす方が多くなりました。それで、その方達が最近家に来て、おしゃべりばかりして、私困っています。みんな釣りキチさんですから、おしゃべりが長く、半日も居座るのですよ。当然、お食事の準備とか色々あるでしょう。それに私、おしゃべり好きではありません?それでも九州磯釣連盟とか海洋磯釣倶楽部の会員になっている私、仕方ありませんね。
さて今週は、ご主人のお友達が、日明海峡海釣り公園の夜釣りで、メバリングしながらセイゴ、フッコを釣っています。
半夜釣りで、青虫を付けてウキを流すそうです。その様子を見に行こうか!!ということで私達もチョットだけ釣りをするつもりで、行く事になりました。
8月1日(火曜日)、午後6時、行橋を出発して行くと、通勤帰りのマイカーが多すぎで7時30分に到着。これだけでご主人「疲れたァー」とか。
それでもマイカーのそばから私は釣りをするつもりです。
ご主人は波止でスズキを狙っているMさんのところに行きました。
私は暑いので、車の中で休息していましたら、エギングの方がイカを釣ったとかで、少し賑やかになったので、準備したラグゼ。ソルテージ。スピードショット。ティエース。11。H。(振出)ロッドに、ダイワ・セルテート3000番リールで釣りスタートです。
今日は半夜釣りで午後10時まで、とか主人が言っていましたけど、どうなるのか分からないので、私、車から見えるようにラグゼ。ソルテージ。スピードショット。ティエース。11。H。(振出)ロッドの、ロッドの竿先に、ぎょぎょライト・エクセレントを付け、置き竿釣りしています。仕掛けにも集魚ライト・ルミコ・マダイを付け、OHインホワイト・チヌ2号鈎、上にも、ちもとホタルを付け、チョイ投げし、岸壁のキワに仕掛けエサが落ちている感じです。
本当は探り釣りした方がイイのでしょうが、コンクリートが多い遊歩道は、日中の暑さで焼けて暑いのです。ですから、少し涼しくなる午後9時ごろから本格的にしようか、と考えています。そして、私と同じような方が二組いて、メバリングとかアジングなどしている方もいるようです。でも、まだ釣れてはいません。
そんなとき主人からの携帯で「波止は暑いよ、アジが10匹ぐらい釣れた」とかです。スズキとか、そんなに簡単に釣れる分けもないので、かなり、Mさんと粘るようです。今日は少しの西北の風に、長潮で、意外と釣りやすいみたい。
仕掛けが流されずにいますが、雑魚がいて、エサがすぐに無くなります。
どんな魚が、マルキュー・くわせオキアミ・スペシャルLのエサを食べているのか興味がありますが、置き竿釣りでは無理かも。すると、隣りの方がチョイ投げでシロギスを釣りました、20pサイズの立派なものです。
エサは青虫とか。そして今度はアナゴを釣り、けっこう色んな魚が投げ釣りで釣っているみたい。楽しそう……投げ釣りにすれば良かった、と想っていますが、今日は、ラグゼ。ソルテージ。スピードショット。ティエース。11。H。(振出)ロッド、にマルキュー・くわせオキアミ・スペシャルLのエサですから仕方なく、主人から青虫貰えば良かった!!と想いつつ、
午後10時、まだ粘っている、ご主人です。
スズキは二人ともノーヒットのようです。すると私の竿がコンコンと、ぎょぎょライト・エクセレントのライトの光でアタリを感じます。
これはヒット!?と想い、リールを巻くと釣れましたカサゴが。それも良型のサイズです。エサのマルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLを丸呑みして食っていました。主人が居ないので「どうだ!!」と内心想いつつ、2匹目を狙って、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLを大きく2匹掛けして、チョイ投げ。潮の流れで少し仕掛けが流されて、岸壁の下に、エサが張り付くイメージ。
そして、ちもとホタル・ライトを、エサのそばで光らせていますから、まるでオキアミが生きているように感じますからつれそうです。
やっぱり夜釣りは、ちもとホタル、ライトがあるだけで奇麗。
それに仕掛けの存在位置がハッキリ分かるので釣りやすいですね?
午後10時30分ごろ、今度もグィン、グィンと、ぎょぎょライト・エクセレント・ライトが魚のアタリを教えてくれますから、すぐにダイワ・セルテート3000番リールを巻くと、重い、重い。でも強引に抜き上げたら残念、ゴンズイでした。
大きなサイズをペンチで取って海にリリースしました。
そんなとき主人が帰って来て「釣れんのでヤメた!!」とかでした。
Mさんは、もう少し粘るとかでしたが、主人はアジを15匹ほど釣りましたがMさんにプレゼントしたそうで、今日はボウズです。
そして私、先程釣ったカサゴを見せて、さすが釣りのファン子ちゃん、とかで「ハイ、チーズ」しました。
今日は1匹しか釣れなかったけど、関門海峡の夜景を見ながら、涼しい夜釣りを久しぶりに体験して良かったと想います。今からの夜は夜釣り、それも景観の良いのが嬉しいですね。みなさん夜釣り楽しいですよ。
インフォメーション
北九州、小倉西港の釣り
上瀧勇哲
1月9日、曇のち晴。ご近所の村田さんが勤める日産九州工場釣り部のMさんが北九州市小倉北区西港、北九州中央卸売市場横の赤灯波止でアコウを3匹釣ったので、その釣りポイントを聞いた村田さん、私を誘ってくれた。
釣りスタイルは落とし込み釣りと、チョイ投げでも釣れるから、ということで村田さんの釣り専用車で出発したのが午前8時前。
いつものように竿袋とタックルボックスだけを積み込むとすぐに行けるスタイル。
途中のポイント釣具店で本虫50gと青虫50g、そして、虫エサを扱いやすくするマルキュー・投げ釣りパウダーを村田さんが買い、私はコンビニで弁当と温かいものを買い、西港に着いたのが午前9時過ぎ。
今日は潮通しの良い関門海峡は大潮で、流れが早そう。
それでタックルもダイワ・キャスティズムT20号3.65振り出し竿に、ダイワ・キャスティズム25リールとし、道糸は、ゴーセン・PEサーフビート投2号としている。底オモリ20号の胴突き仕掛けで、枝鈎が2本とし、鈎はオーナーばり・ビックサーフ9号を付け、上鈎に青虫、下鈎に本虫を付けた。
村田さんいわく、本来なら落とし込みで波止のキワを探って歩くが、関門海峡の岸壁とか波止では潮の流れが早く中々上手に釣れないので、竿を二本出し置き竿にして釣るとか。それで私も外洋に二本、ショートに投げておき、内向きの港内を落とし込み釣りで根魚を釣るスタイルで欲張ってみた。それで村田さんは外洋の釣り。
私は彼に外の竿を任せておき、港内を広く探ってみることにした。
港内は、いつもの、がまかつ・ラクゼコーストライン宵姫90竿に、ダイワ・クレスト4000Hスピニングリール。道糸はMEBARIN(メバリン)0.4号(カクテルオレンジ色)で、底オモリ8号とした。その上に枝素を二本出し、上鈎のOHオキアミチヌ3号(金色)鈎に、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードL、
下鈎は、OHインホワイト・チヌ鈎2号に青虫を二匹掛けして底根を探る、釣り歩きをスタートしてみた。
港内に三つほどイケスがあるので、そのイケスを張るロープを気にしながら岸壁側の方から釣り歩き。
そして、その想いが伝わり、底根の捨て石から1m持ち上げたとき、がまかつ・ラクゼコーストライン宵姫90竿の竿先を50pほど押さえ込む良いアタリでガツンの合わせでヒット。ゆっくりリールを巻いてブリ上げると20pのサイズのクジメだった。枝素の青虫で釣れた。
冬魚が釣れたので、再び仕掛けを落とすと、すぐにアタリ。小さな微アタリを感じながら、もっと強いアタリを期待し、がまかつ・ラクゼコーストライン宵姫90竿を上、下にあおりながら魚の食い気を誘うと、すぐに反応したのが、またもやクジメ20pサイズ。そして今度は微アタリが続いてフグ。次もフグなので移動し、港のコーナー附近を探っていると、再びガクンのヒットで、グィーンの魚の絞り込みがあるので、竿を立てるとグィーンと絞り込む良いアタリ。しかし魚が根に入ったか、中々根から出てこないので強引にあおってやり、ブチーンとハリス切れ。
多分、カサゴかアコウが底石に入り込んだようだ。
仕掛けを新しく付け替え、再び釣り歩きしていると、波止の角地で釣っている村田さんの竿が曲がり、リールを巻いている。そして抜き上げた魚はオニカサゴだった。
関門海峡では珍しい魚で、背ビレに毒があるので注意して検寸すると28pもある大物だった。本虫でヒットしたそうで、速攻チヌ4号鈎を呑み込んでいた。
午前11時、アールポットで湯を沸かした熱湯でカップスープとお弁当を食べながら、5人ほど竿出しの釣り人とコミュニケーションする。今年は根魚のカサゴが少なく、アイナメが全くいないとか。それでも私は、その仲間のクジメを2匹釣っているのだ。村田さんも大物のオニカサゴを釣って嬉しそうだ。
そんな話しをしていると、再び村田さんの竿が大きくおじぎして大アタリしている。急いでリールを巻くと、カサゴ23pが釣れた。これも大きいサイズで、そばにいた釣り人が「こんな大きなカサゴ、最近少なくなったよ」と、村田さんは嬉しそうだ。これも本虫のエサで釣れた。昼から波止、港内側を探って歩くと、中央のイケス廻りでヤズの回遊を見た。近くにいた釣り人も
「ボラでなく、ヤズですねェー」ということで、関門海峡は何でも居ると確信して、
「あの魚が釣れたら楽しいだろうなァー」なんて話していたら、赤灯台先端から港内側を釣っている釣り人の竿が曲がり、かなり大物の予感で、もう一人の釣り人がタモ入れしてやった魚は40pごろのチヌだった。
ウキふかせ釣りの、がまかつファンの方で常連釣り師のようだった。サシエサはマルキュー・くわせオキアミ・シャキ生L、を使っていた。
午後2時、波止キワを探って根掛かりしたと想ったら、意外と魚が食いついてくれて、これが3匹目のクジメだった。そして、置き竿していた私のダイワ・キャスティズムT20号3.65振り出し竿にヒットはカサゴ21pをゲット。これは本虫のエサだった。続いてまたもやヒットは大きくダイワ・キャスティズムT20号3.65振り出し竿をひん曲げ、中々リールが巻けない、それでポンピングして水面に浮かせた魚はエイだった。これは大きすぎてタモに入らない、ドタバタしているとブチーンとハリス切れ。今日は私、20p前後のクジメを3匹ゲット、カサゴ1匹。
村田さんはオニカサゴとカサゴ2匹をゲットして納竿とした。
この日、この赤灯波止で金メバルや小ダイ、ウミタナゴがウキふかせ釣りで釣れていたが、投げ釣りのカレイはでなかった。
そして日明海峡海釣り公園にチョット様子伺いに行くと、知り合いのNさんファミリーがサビキ釣りでサッパとサヨリ、メバル、クロ、メイタを30匹ほど活かしバケツに入れていた。いつも投げ釣りでキスを狙っているNさんだが「最近、カレイが釣れなくなったので、確実に釣れるサビキ釣りでファミリーフィッシングしているのですよ」とのことだった。その日明海峡海釣り公園、売店ではサビキ釣り仕掛けからジャンボアミなどあり、温かい食事までできるので、ぜひ利用下さいとのことです。尚、無料駐車場、釣り公園も無料。それに関門海峡の景観を楽しみながら、ファミリーフィッシングから恋人達の触れ合い釣り場として楽しめます。投げ釣りからエギング、ソフトルアー、ウキふかせ釣りなど、ほとんどの釣りができる釣り場です。詳しくは本誌釣り欄を見て下さい。
インフォメーション
◎つり具ワールド西港店 рO93―562―8847番
北九州市若松ひびき灘で釣り場 清掃美化作業
(公益財団法人)日本釣振興会 会員 上瀧勇哲
秋晴れの10月21日(日)は、全国各地で「海辺感謝の日」釣り場の清掃美化作業が行われた。その中で私達が参加したのは北九州市若松ひびき灘安瀬海岸。この日は無風、晴天。温かいポカポカ陽気に誘われて若松海岸は釣り人でいっぱい。その中で、ファミリーフィッシングでアジゴの15〜20pクラスが何処でも良く釣れ、ふかせ釣りからサビキ釣り、どんな釣りスタイルでもアジゴ・フィバーだった。又、常連釣り師は20pクラスのクロや30pのメイタを釣る釣り人も多く、軟竿を絞り込む光景が良く見られた。
今度は(公益財団法人)日本釣振興会 福岡県支部が主催する清掃美化作業に私ども、海洋磯釣倶楽部の会員とともに参加した。
早朝、若松ひびき灘安瀬の釣り具のポイント
& ディスカウントショップのグッディ駐車場にボランティアで参加してくれる釣り人が参集した。その中で午前9時前、樺゙研、社長の楠根丈司さんが来ていて、お久しぶりの再会。そして後援する釣研FG北九州支部の大庭支部長、元
釣研FG会長の磯島さんも毎年参加。そして北九州釣具商組合長の海原さん他、そのスタッフなど、釣り具メーカーから釣り人など、およそ100名あまりが参集した。
午前9時、大庭氏が参加してくれた皆さんを前にして再度挨拶をした後、同(公益財団法人)日本釣振興会、福岡県支部事務局の尾仲さんより詳しいプログラムの紹介。そしてゴミ袋、軍手、カニバサミ、そして私からお茶や釣り場美化などの資料を配布してスタート。
私達、海洋磯釣倶楽部の会員は青い橋周辺から運河の海岸線の清掃美化作業をした。その中で釣り人のゴミは少々で、ほとんどが家庭ゴミ、あるいは強風で飛ばされた一般ゴミの回収がほとんどで、やたらと大型ゴミが多かった事。それでも大型ゴミ袋を私達のグループだけで80枚ほど使用。11時までの清掃美化作業、その後、指定された運河沿いのゴミ置き場を見て廻ると、11ヶ所で大量のゴミを回収した様子を感じ、大型のゴミ袋は400枚ほど使われた模様。
私達のクラブ員は釣り場清掃美化後、新波止そばの風車公園の芝生広場でお昼、持参のカレーライスに温かいコーヒーを頂きながら常会をした。そんなことをしながら海岸ではクロやアジが絶好調で軟竿が良く曲がっていた。ただ釣り場がテトラポットだから、ファミリーには向かないベテランの釣り場。そして、この海岸線は奇麗な遊歩道となり、レンガ敷きの公園通りが、長さ1.5qに風車が廻り、すごく景観が良い。そして、その広い海岸線にゴミが全くないのが嬉しかった。釣り人は100人以上も釣りを楽しんでいるのだが、このような奇麗な海岸線ではゴミは持ち帰るのだと想った。
ちなみに私達が今度、清掃美化した両サイドの運河3qの海岸線は雑草が背丈もあるところで、ゴミを捨てやすい環境であることがネックになっている。もう少し港湾局も、企業も、これらの空き地整備をお願いし、私達釣り人も、そのような釣り場を使用させてもらっている以上、感謝のハートでゴミは捨てない、持ち帰りをぜひお願いしたい。今度の清掃活動を通して、もっとたくさんの釣り人が参集し、皆で同等に釣り場である海岸線を美化する意識を持つ事で、釣り人のマナーアップからレベルアップを図りたい。
そんな想いを感じながら本誌を通して皆さんのご協力をさらに仰ぎたいと想います。「釣り場のゴミ持ち帰り」「来たときよりも奇麗な釣り場」をぜひお願いします。
インフォメーション
(公益財団法人)日本釣振興会 福岡県支部 樺゙研、内рO93―291―2266。
◎九州、山口県を含む各県地域には同財団の県支部があります。
様々な活動は、その県地域の釣り人と連帯しています。釣りクラブや組織、団体などで釣り場美化をアクションプログラムさせながら、各県支部よりゴミ袋などの応援を頂いて下さい。ご協力のほどよろしくお願いします
北九州市若松響灘のクロ、チヌ釣り
海洋磯釣倶楽部 会 長 上瀧勇哲
若松に住む九州磯釣連盟の釣り仲間、吉井さんから久しぶりに釣り情報を貰った。若松響灘新波止、通称、風車公園前でメイタ、チヌが釣れていることを聞いた。日中はアジゴが多く、エサ取りになるので、早朝しか釣れないと聞いたので早速、会社休みを利用して釣行した。
7月23日、大潮で満潮が8時の潮。天気は曇のち晴で、少々の西風がある予報だった。前日にポイント苅田店でオキアミ一角にグレパワーV9スペシャル一袋にグレパワー遠投を加えて、粘りとピンポイントが出来るマキエを作っておいた。
早朝3時に行橋市を出発して、東九州道の北九州空港ICより入り、小倉東ICよりそのまま北九州都市高速につながっている有料道路。そして若戸トンネルを一直線に進めば、右折して若松響灘大橋、そのすぐそばにはポイント若松響灘店が早朝からオープンされていて便利。風車公園には無料の駐車場があり、トイレとか広い公園もあり、便利が良い釣り場。今度のポイントは風車公園前の岸壁からテトラに入る、丸型テトラ上からの釣り。意外とテトラの組み方がイイので、足元が安定している。ここまで4時着。荷物はバッカンと竿袋だけの簡単なスタイルにしている。もっとも、クーラー等は車内に置いて、早朝の3時間を釣るつもり。そして4時30分ごろには薄明るくなるので、マキエを10m沖に20ハイほど入れている頃にはウキが見えるようになった早朝の一刻は海風が涼しく、快適である。今日のタックルはクロを狙うつもりでいるので、軟らかい先調子で30pクラスならブリ上げできる、がま磯エリネス1号50とし、小型スピニングリールに道糸は、沈め探りまで考えて、シンカータイプの強磯スペシャル1.75号とした。ウキはグレマスターズなど、トーナメントで連勝している猪熊博之さんプロデュースのエイジア・マスターピースG7をオールフリーで使ってみた。又、風と潮の流れを考えて、潮受けゴムMサイズを加えて、ハリスはフロロファイタールーツの1.25号で、まず攻めた。
サシエサは最初、くわせオキアミv9・M(マルキュー)を、OHサスガグレ4号にフィットさせて、10m沖に仕掛けを入れ、ウキの上にマキエを三ハイ、間をあけて、もう一度、マキエを二ハイ、追い打ちしながら仕掛けを沈めた。すると、横走りするアタリは、ミニアジだった。
どうやら、アジが涌いていそうな感じであるので、今度はエサ持ちの良い、くわせオキアミ・スーパーハードMサイズの頭を取って、鈎にフィットさせ、マキエを最初二ハイ入れてから、10m沖に仕掛けを入れると、いきなりのヒット。けっこう良型の魚はクロだった。23pサイズでキープ。そして同じスタイルで、再び全遊動のマスターピースが沈み、けっこう良い引きで、やっぱりクロ、20pサイズ。早朝の1時間は、小アジを5匹にクロ1匹の状況が続いた。
午前6時ごろ、上げ潮がきつくなって、足元にウキが寄って来るので、遠投気味に仕掛けを入れる20m沖ごろか。道糸を沈め加減にしながら、30秒ほどしてスーッと消し込むアタリで、やっぱしクロ23p。その後、アジが多くなったので、サシエサをマルキューの「魚玉ハード」に切り替えたところ、ウキが今までにないぐらい一気に消し込まれた。その魚はメイタの30pクラス。これもハリス1.25号でブリ上げてやった。
マルキューの「魚玉ハード」を使いだして、木葉クロと同型のメイタが3枚釣れたが、満ち潮がきつくなり、仕掛けが沈まなくなったので、鈎上50pごろにジンタン8号を打ち、沈み加減に仕掛けを入れて、再びクロが多く釣れるようになったが、型が小さい。それで、今日は午前8時で納竿とした。
18?クーラーに15枚のクロと4枚のメイタは久々の釣好だが、日中はアジゴが多く、サビキ釣りで三連、五連と釣っている釣り人が多く、そのサビキ仕掛けにサヨリが釣れたり、バリが釣れたり、面白い釣りができているのが若松響灘の釣り場だった。今度は、バリは釣れなかったが、日中のミソダンゴで40p級のバリ釣りも面白いので、パワフルな釣りを期待してほしい。
尚、近くのポイント若松響灘店では、バリダンゴはもちろん、サビキ用のマキエサも豊富にあり、釣り情報から仕掛けなども親切に教えてくれる。
若松響灘のファミリーフィッシングなら
家族で遊ぶなら、マイカーのそばから、アジや小グロ、サヨリが釣れている沖波止そばの岸壁から白島に行く渡船場前の岸壁が良い。又、洞海湾側の軍艦防波堤岸壁もアジが釣れている。サビキ釣りも面白いようだが子供達、奥様にも、フカセ・ウキを使った、ウキ止めなしの全遊動で釣ってみて下さい、必ず良型のアジ、バリ、クロ、チヌが釣れます。刺しえさはマルキューの魚玉ハード (マルキュー)をお勧めします。いずれの釣り場でも救命具を着用したいし、ゴミマナーの「来たときよりも奇麗な釣り場」を、ぜひお願いしたい。
インフォメーション
◎ポイント若松響灘店 093―752―5711
私の釣り紀行&情報ネットワーク 北九州市小倉・若松 |