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2024.1.と2月に西海橋下の伊野浦にクロ、チヌ釣りに洋子ちゃんと行きました。チヌは48㎝と45㎝の二枚。小グロは入れ食い。サーフのアイナメ、マダイもつれます。

私の釣り紀行&情報・ 長崎県西海市伊野浦のロックフィッシング

長崎県針尾瀬戸のチヌ釣り
                   上瀧洋子

先月、母の日プレゼントで、娘夫婦から高級ブランド・シューズを頂いて、早速、そのシューズを履いて魚釣りに行きました。その模様をお届けします。
5月30日、晴、日中は真夏日とか、天気予報が言いますので、今日は日焼け止めクリームを、たくさん塗ってお出かけします。
深夜2時前、行橋市を出発。東九州自動車道、北九州空港ICから入り、九州自動車道→長崎自動車道→西九州自動車道を利用して佐世保大塔ICで降ります。料金は軽自動車、深夜料金で3950円。
国道202号から西海橋を渡り、コンビニ前の信号機から、降りてゆくと、伊野浦海岸に午前5時前に着きました。
今日は、今年3月に来た釣り場で「再び大物チヌを狙う」と、ご主人です。
私も、そのとき43㎝を釣りましたから、少し自信があります?。
少しずつ明るくなってきますが、5時というのに、もうウキが見えるぐらいです。
今日のタックルは、急潮の釣りとして、比重の重い、棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・3号ウキに、メタル弾丸-3号を使い、50㎝オーバーの巨チヌを狙います。
そして、腰の強い、がま磯アールゼットアール1.75号に、ダイワ・セルテート2500リール。
道糸も強磯スペシャル(シンカータイプ・緑)2号ラインとしました。
ちょうど干潮底に近づいている、下げ潮は、潮の流れが早く、ほとんど釣りになりませんから、足元にウキを入れるぐらいです。それでも釣りづらいのですね。
主人は前日、トップ行橋店で購入したオキアミ二角に、マルキュー瀬戸内チヌと、マルキュー・湾チヌ・スペシャルを加えて、硬めに設定したマキエをドンドン入れ、ポイント作りとかしています。
それでも急潮に乗って、マキエが底に落ちているのかしら?と想うほどです。
その急潮を釣る、アタリウキは、棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・3号ウキに、メタル弾丸-3号としています。底タナは8~9mぐらい、でも潮が早く流れている分、ハリスも浮き上がっているようなので、幾分、根掛かりしても良いぐらいの気持ちで、ハリスの長さ2.5m、計9mとしました。
鈎は、OH速攻チヌ2号とし、サシエサは大きめの、マルキュー・くわせオキアミ・スペシャルLを付けます。
しっかりしたサシエサなので、遠投とか急潮でもガッチリ針にフィットさせてくれるので、信用できるエサとして使います。これで第一投したのが午前5時30分です。10m沖に仕掛けを入れると、下げの右流れ潮に乗って、一気に西海橋方面に流されてしまいました。それで5mごろにウキを入れると、今度はアテ潮に乗って岸寄り、一発で藻根に掛かりました。
「下げ潮は釣りにならない!!」と、みんなが言う釣り場で竿出し中の私です。
午前7時ごろから、潮止まりから満ち潮になると予想しているご主人は、竿も出さず、のんびりマキエをしながら、底にアフッテカモ、金魚、ミジンコ、ベラ、フグがマキエを追っている様子を観察しています。
「アホかしら!!」と想うぐらい余裕があるご主人。
しかし、潮の流れが止まったり、ウズ潮になったり、反対流れになったり、複雑な潮がありますから、上手にウキが流せることもできます。
そして私の、釣研・スリムチヌⅡ・3号ウキがピコ、ピコ、ドスーンというぐらい引いてくれて、ガッーンのヒットです。ちょっと小型な魚?を、強引に抜き上げると、キュセンベラの20㎝サイズでした。サーフで釣れる横シマの入った、グリーン色の美味しい魚ですからキープします。主人もやっと竿を出して、すぐのアタリはキュセンベラの23㎝サイズをキープ。続いて、20㎝サイズの金メバルが、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLで釣った、とかです。
「さすが!!」と想ったら、私のスリムチヌⅡ・3号ウキがスパーンと消え、チョンの合わせでガッンのヒットは良い引きでしたが、これも25㎝サイズのキュセンベラです。釣れる魚をキープしながら、今度は主人の竿が大きく曲がり「これは良い引き」とかでしたが、水面に浮かせた魚は、チヌ。33㎝をタモ入れしました。
サシエサは、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLとかでしたから、私もそのエサを付け、7m沖に仕掛けを入れ、やや 潮止まり?
ウキが静止しますので、釣りやすくなるのかなァーと想ったら、ウキがストーンと水中に消し込まれ、慌てて、がま磯アールゼットアール、ロッドを立てると、心地良い竿の曲りで、コクン、コクンのヒットは、チヌのようです。
でも、すぐに浮き上がり、主人がタモ入れしてくれたチヌは、30㎝サイズのメイタが釣れました。でも嬉しい1匹です。
午前8時、上げ潮に入り、左流れから、やや緩いトロミ潮が多くなりました。
10m沖に仕掛けを入れ、マキエを10パイほど入れる最中に、ボコーンとウキが消し込まれます。すぐにアワセを入れてやると、大きく竿が曲がり、良い引きです。
竿をグングン、曲げてくれて、これはマダイかもと想いますが、
主人に「ハリスは、ゴーセン・フロロファイタールーツX1.25号」と言ったら、
「安心して、ゆっくり遊んでね」とかです。
5分ほど右、左に走られ、水面に浮かせると、イヤに黒いので、メジナかと想ったら残念、バリでした。45㎝もある大物ですが、食べない魚なのでリリースしました。そして午前9時ごろ、ゆったりした左流れの潮に、ウキが乗っていき、マキエを5ハイほどしたとき、ストーンと、ウキが視界から消えましたので、道糸のフケを取り、がま磯アールゼットアール1.7553ロッドでガッーンの合わせを入れ、そのままグィーンのヒットです。15m沖でヒットした、お魚さんが一気にグィン・グィン、沖に走って行くので、必死でロッドを立て、ダイワ・セルテート2500リールを巻きますと、又もやグィーンの魚の引きです。
「これはマダイかも」と、ご主人でしたが、5分後、10m沖で浮いた魚は、白い銀鱗、チヌです。足元まで寄せて、一発で、ご主人がタモ入れしてくれて、この日、二枚目のチヌゲット♡です。サシエサは、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLで、OH速攻チヌ2号鈎がガッチリ、口ビルに掛かって釣れました。ゴーセン・フロロファイタールーツX1.25号でも十分余裕で釣れたチヌは46㎝ありました。午前10時ごろ今度は、ご主人も二枚目のチヌを掛けます。
この魚も良く引いたようですが、私がタモ入れしてやりました。私より少しやせた48㎝サイズです。
やっぱり釣れたら嬉しい魚釣り。それも、ぼつぼつ色々な魚がヒットし、リリースサイズのベラ、メバル、フグの小物は、もう20匹ぐらい。
そして、主人が先程、コンビニ弁当を買って来てくれて、楽しいランチタイムは最高のロケーションの中で頂きます。
冷たいお茶を頂いてから午後1時まで釣り、二人でチヌは5枚ゲットできました。
その上で、やっぱり、エサ持ちの良い、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLと、マルキュー・くわせオキアミ・スペシャルLのサシエサ。これにマルキュー・特鮮むきエビはエサ掛かりが良く、主人がチヌ、2枚ゲットしたエサです。
雑魚が多いときお勧めしたいマルキュー・特鮮むきエビです。
尚、ダンゴエサには反応がない釣り場ですが、今からの夏魚が多くなってくると、良くなるかも知れません。いずれも、サシエサは数種、準備し、攻めると楽しい釣りができそうです。西海橋そばに村上釣具店のオーナーが、この辺の釣り場を詳しいので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
今日は釣り場を奇麗に洗い「来たときよりも奇麗な釣り場」にしました。ゴミは有料駐車場500円支払う、渡船業家、前の広場に、大きな焼却ドラム缶がありますから、ここに燃えるゴミを入れます。アキ缶入れも別にあります。ご利用下さい。
渡船渡しをしている、ご夫婦は、もう35年以上のお友達です♡
インフォメーション
(西海橋そば)◎村上釣具店 ℡0956―58―2280番


 
長崎県西海市、寺島・崎戸島・大島の釣り

                                上瀧洋子
寒気が厳しくなりましたこの頃ですが、私達が住む東九州、周防灘は雪もほとんどなく、過ごしやすい日々が続いています。
その中で長崎県大村市に住む義兄が「西海市の大島でメバルやカサゴが釣れてるよ!!」というお話しを聞いたので、久しぶりにお天気が良い2月3日に主人と釣りに行く事になりました。

2月2日、深夜に出発して東九州自動車道、北九州空港ICに入り、そのまま北九州JCTから九州自動車道に入り、佐賀鳥栖JCTで長崎自動車道に入ります。そして武雄JCTから西九州自動車道に入ります。そして佐世保大塔ICで下車します。行橋から、ここまで3時間です。高速道路は深夜料金で私達はETC軽自動車ですから、かなりお安くなりますね。
そして国道202号で西海橋を渡り、大島大橋方面まで、わずか30分足らずで到着です。橋は6年前から無料ですから気分良く
寺島の釣り桟橋に行きました。今日はお天気も良く、満天の星空で、しかも無風と最高の釣りコンディション。
 
主人は「こんなことはめったにない!!」と言っていますから、早速だれも居ない波止先端に根魚釣りタックルを持って夜釣りです。

あらかじめタックルは組んでいますから竿を伸ばすだけ。
私はいつもの、がまかつ・ラクゼコーストライン宵姫90竿に、シマノ・14ステラC2000.HGSリールをセットし、道糸は、MEBARIN(メバリン)0.4号(カクテルオレンジ色)です。
潮の流れがあるので、3号のナツメオモリを素通しにしてクレンスイベル8号で止めて、OHインホワイト・チヌ2号鈎を結んでいるハリスフロロファイタージュード1.5号をクレンスイベルに結ぶだけでOK。
エサは前日、ポイント苅田店(℡0930―25―0941)で本虫100g、青虫100g、とマルキュー・パワーイソメ(太)桜イソメ(夜光)と、マルキュー・パワーイソメ赤(太)を購入していて、サシエサはバラエティーに攻めるつもりですね。
今度は最初、マルキュー・パワーイソメ(太)桜イソメ(夜光)を付けてみました。これで底下を擦ったりして根魚を誘ってみますが無反応です。
主人も簡単なミャク釣り仕掛けをセットして30mほど投げて置き竿釣り。エサは本虫ですから、何か釣れるだろうという魂胆です。30分ほどポイントを変えて探って歩きますが無反応ですから、もう一本竿を出して置き竿釣りに変更。すると、主人の置き竿に大きな大アタリがあり、慌ててリールを巻いて抜き上げたのは、カサゴ22㎝の大物です。
エサは本虫とかでしたが、それでも魚が居ることを確認して竿先に集中していますと、やはり小さなコツコツのアタリで、チョンーの引きがありますから、今度引いたら合わせて上げましょうと身構えていましたら、竿先を15㎝ほど曲げるアタリで、ガツンと合わせてやりました。
すると良く引いてくれて「根魚?」と想いつつリールを巻きますと、なんとフグの25㎝オーバーが釣れました。ガッカリでも美味しい魚ですからキープします。
主人も30mほど投げ入れている仕掛けは、ほとんどエサが無くなっていますし、ハリスに小さなキズがあるので「フグがアタリ出した」とか話します。
貴重な本虫をフグにやっても勿体ないので、それなら、マルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLに変える主人です。主人はカサゴもしくはメバルを狙いますが、アタリなくここで仮眠しました。。
夜が明けて早朝の午前8時釣り場にしていた、30mごろに黒い根藻があり、その手前がポイントのようですが、ときどき仕掛けを切るぐらいの大きな根藻があります。主人はハリス1.5号を三度切っていますが、カサゴの大物かアイナメが釣れるはずだと言っていましたがアタリがありません。
そしてフグの猛アタックにギブアップして、釣り場を変えます。
西大島港
簡単な投げ釣り仕掛けを持参していますから、もしかして港内で落ギスが釣れるかも知れないということで、20分ほどで到着。
港内の岸壁、車のそばから広い港内を探りますが、毎年の6~7月に来て、1520㎝キスをボツボツ釣りますが、冬季では釣ったことはありません。
で、砂泥地底の港内を、がま投バトルサーフ27号4m振り出しロッドにシマノスーパーエアロ投専スピニングリール、道糸は、テクミーテーパー砂紋0.8―6号で、カイソウオモリ15号で三本鈎キス仕掛け、3色投げてゆっくり引き釣りです。主人は4色投げて船道まで探っていますがメゴチとミニフグが釣れているそうです。
私はサシエサを先鈎に青虫、枝鈎に小さく切った本虫を付けます。
これで、ゆっくりリールを巻きながら魚のアタリを感じますが、小さなアタリがぼつぼつありますが、竿先を絞り込むようなアタリではありませんので、岸壁のキワまで引き釣りして、サシエサが奇麗にありません。
主人は「フグがハリスを切ってくれている」と言います。
私もそんな雰囲気がありそうですから、ゆっくり引き釣りしてリールを巻くと、10㎝ほどのミニフグがWヒットしていました。
主人は4本鈎で3匹のミニフグが釣れて、ガッカリ。それでも時々キスのような引きがあるから置き竿釣りに切り替えます。
主人が、その合間に車内のガスコンロで熱湯を沸かして温かいカップラーメンを作り、ホカホカのオニギリを頂いている間に、主人の置き竿にアタリがあります。で、主人がリールを巻いて上げると、20㎝ほどのメゴチと10㎝のフグが釣れました。ちょっと良い引きはメゴチのようです。それでも3時間釣って、二人でメゴチ4匹、フグは15匹ほどリリースしました。
移動して崎戸町崎戸港 に行きました。

この港は水深もあり、潮通しもあるので、いつもチヌやマダイ、マゴチ、カサゴが釣れる釣り場です。今度は波止でなくて車のそばから港内を釣るつもりでいます。夕方の4時ごろですが、大分夕方が長くなり、日の入りが5時過ぎで、6時前までキャップライトが必要なくなってきました。港内の釣りですから、チョイ投げとかキワ釣りで根魚釣りをベースにして4本のタックルを並べて、のんびり遊びの釣りをしています私達。今日は午後7時まで釣るつもりで準備です。夕まずめはアタリなく、フグが3匹でしたが、奇麗な夕焼けを見ながら、二人で6本の置き竿釣りをしていますと、20mぐらいに投げた竿が大アタリ。大物の予感を感じてリールを巻きますと、なんと24㎝のカサゴが釣れました。エサは本虫でしたが、久しぶりに夜釣りでキープできたのが嬉しかったですね。
そして30mほど投げた主人の、がま投バトルサーフ27号4m振り出しロッドにもカサゴがヒット。これは、ちょっと小さいサイズでしたが、16㎝でしたからキープ。岸壁のキワをがまかつ・ラクゼコーストライン宵姫90、で探っていると、小さな前アタリからグィーンと引く良いアタリで、強引に抜き上げて17㎝のカサゴ。どうやら私のポイントが良さそうとかで、同じポイントを探っていると、コツン、コツンと前アタリがあって、グィーンと引くカサゴ独特のアタリで抜き上げたカサゴ13㎝。これはキープサイズは15㎝ですからリリース。
どうやらキワを探った方がアタリも多く、カサゴが釣れるようです、

投げ釣りで、キスでも、と、考えている主人のタックルは納竿の午後19時まで一度もアタリ無しでした。今日はここまでとして納竿としました。
カサゴ1523㎝を8匹でした。エサは本虫が一番良かったようです。
泊まりは大村市の義理の兄宅で、今日の魚さんで料理予定です。
インフォメーション
長崎県大村市・山崎釣具店(竹松) ℡0957―55―8533


西海橋伊ノ浦、ソフトルアー
根魚釣
釣りスタイル ソフトルアー、エギング、ロックフィッシュ―
釣日・潮・天候 2012年12月21日・小潮・満潮12時・曇のち晴
釣り場 長崎県西海市、伊ノ浦海岸
釣好 ・メバル  18㎝     2匹
・カサゴ  15㎝~28㎝ 5匹  
釣り人 上瀧勇哲
タックル
 &
仕掛け
・竿    ⇒ダイコー・メバリンソフトタッチ
・リール  ⇒2500番
・道糸   ⇒ゴーセン・メバリンPE04(赤)
・ハリス  ⇒フロロファイタールーツ号1,25号
・鈎    ⇒OHカット・メバル 9号vsガン玉5B
・ジギング⇒2g キビナゴ
・その他 ⇒
エギ

ルアー


攻め方 ・潮の流れが早いので、ゆるいときを攻める
・岸壁のキワを狙う
・捨て石の上が狙い
その他 ・湾ドの奥とか桟橋で釣らしてもらう
釣具店 ・西海橋そばに2件の釣具店
ゴミマナー
アドバイス
駐車場 ・渡船をしている家で1日 500円

長崎県西海市伊ノ浦海岸のクロ、チヌ釣り
                        上瀧勇哲

今年の初釣りは、天気は大荒れで磯釣りは断念してしまった。それで近場の釣りで、そこそこ大物チヌが狙える西海橋下の伊ノ浦海岸へ釣行してみた。1月3日()、釣り場に早朝に着くよう、深夜3時出発。この時間帯だと正月帰省の車は少なく、渋滞はないものと予想しての釣行である。
行橋から北九州空港IC→九州道→長崎道→西九州道の佐世保大塔ICで下車し、国道203号で西海橋までわずか3時間少々で行けた。
釣り場は、その西海瀬戸を釣る海岸線で、その港に降りるまで、ちょっと分かりずらいので日中に釣行したいし、これから雪が降ると狭い急な坂道を昇り降りするのができなくなるので注意したい。
その海岸に午前7時着くと、釣り人が三人竿出し中。私達は有料駐車場に車を止めて、道路行き止まりの公園側の海岸線からウキを流した。
今日は曇のち雪と天気予報はあったが、日中はそうでもなく、風がややある、程度で釣りにはもってこいの条件。
その中で昨日ポイント苅田店で沖アミ2角に、急潮にも負けない重い集魚剤、マルキューの瀬戸内チヌと麦パワーチヌを加えて、すでにブレンドしており、釣り場ですぐ使えるように準備していたものをマキエする。同じようなマキエを妻もしているが、彼女はいきなりクロ20㎝をゲットしてしまった。
今日は幸先が良いと思いつつ、チヌ狙いで竿二本先の沖目にマキエをして、早潮と風に対応できる釣研ベリスコープ5Bを水中に入れ、トップだけを水面に出して、できるだけアタリをキャッチしやすい状況をイメージした。
ちょうど満潮の潮止まりから緩い湾ドの流れで、ベストコンディションと思ったら、いきなりベリスコープが水中に消えてグイグイ底下に逃げる西海チヌをゲットした。まだ30㎝たらずのメイタであるが、ここの魚達はみな元気がイイ。そんな釣りを見ていた地方の漁師が「オハヨゥ」と声を掛けてくれて、こちらも元気良く挨拶する。
1時間足らずの潮止まりごろでメイタが3匹、クロは小グロだが、22㎝クラスはキープして、彼女は8匹ゲット、アジも20㎝が1匹釣れた。

その後は、まだ急潮でまったく釣りにならない。その間はランチタイム。
今日は大潮で流れがきつく釣りができるのが少々で、昼前にもう一度、緩い流れがあり、この時間帯はフグばかりで、けっきょく朝釣れた魚だけをクーラーに入れた。しかし20㎝フグはしっかりキープしてフグ鍋にするつもり。
そんな釣りを楽しんでいる伊ノ浦海岸だが、毎度ここで釣りをしているから、地方の方達と親しくなり、良く声を掛けてもらえるようになった。しかし、一部の釣り人による事件で、釣り人、不信感は根強く残っていることを、ここで紹介してみたい。
私達の釣りマナーアップと自己責任、釣り人の良識と健全な釣りマナーとは
私が知る釣り仲間は、みんなお人好しと思えるぐらい、釣りマナーが良くてハートが温かい。お魚釣りは、たくさん釣れたらとか、大物が釣れたら大変嬉しいのだけれども、お魚さんがそんなに釣れなくても楽しい釣りが仲間達と一緒にできたらそれで大満足なのだ。
それともう一つ、見ず知らずの釣り人と一緒に竿を出すとか、釣りを楽しむことがすごく上手。それは誰とでも話し合え釣りコミュニケーションしながら情報公開することだと思う。そんな集団の中に居てある事件と関わった。

私が毎年欠かさず妻や仲間達と釣行する投げ釣りの大型アイナメ釣り場長崎県西海市伊野浦。ここの釣り場は急潮である為、オモリ35号とか40号を使うが、50号のL型テンビンを使っても流される。しかも底根が荒く、岩盤とか石、砂、藻混じりで、水深が2030mある瀬戸。そんな釣り場で30㎝を越える40㎝に近い大型アイナメを狙う分けだが、釣りスタイルは投げ釣り。ほとんどの釣り人は並継の硬調投ロッドに大型スピニングリールをセットしたタックルを二本か三本、竿立てに並べて置き竿釣りなのだが、釣り座となるところが県道なのである。幅3mほどの県道は、山並の急斜面から落ちた、わずかばかりの土地を利用した道路。それに面した集落が30数軒あり、小さな漁村がそこにある。私達が利用する釣り座は、その集落を結ぶ県道海岸道路なのである。県道から釣りができるのだが、どうしても県道に釣り竿を置かなくてはならないので、その地域の人々に大変迷惑をかけている。もっとも、時々通る車には特に気をつけ挨拶を交わす。
地域の人々に迷惑をかけない良識ある釣り人
そんな釣り場に通って、もう30年ぐらいなるだろうか。そのような釣りを重ねているとき、西海橋公園駐車場そばに公園管理事務所兼観光案内所があり、ここで西海市とか佐世保、長崎市等のパンフレットや様々な観光案内が貰える所で、久しぶりに寄ってみた。すると、事務所の奥で顔見知りの方から声をかけられた。その方、釣り場の前を車で毎日行き来している方で、私達が釣りをしているのを良く見かけるとか。それで親切に、たくさんのパンフレットとか、新しくできた西海パールライン等の話しを聞いているうち
「ちょっとだけ釣り人の悪口を言ってもいいですか?」
「それで、どんなことですか?」で、始まって50分ほど、温かいコーヒーをご馳走になりながら、の、長話し。
車で踏まれた釣り竿の弁償
彼の生活道路で私達は投げ釣り、置き竿釣りをしていますけど、ある投げ釣りグループが車の通り道を占領して車が通れません。それで彼が「すいませんが竿をもう少し引っ込めてくれませんか!!」その問いに、釣り人が「これだけスペースがあったら通れるヤロガー」で、ちょっとおかしな雰囲気になってきたので、ソロソロ竿を気にしながら通ったら、後輪で竿を引いてしまいます。それで釣り人と押し問答になりまして、警察官が来て事故調査となります。その上、警察署に行って相応の話しをしますけど「車で竿をフンづけたのは事実である」ことで、竿の弁償を告げられたそうです。7万円を支払って示談したそうですけど、そのことを伊野浦町内会議で話し合わせて、県道を封鎖することまで決められました。しかし、「他の人々に迷惑がかかる!!」ということで、今まで通り釣りができていることを聞きました。
地域の神社、仏具、賽銭ドロ多発は釣り人か?
もう一つ、お話の続きがあります。その方、地域の青年部を組織して神社等の祭り文化を育んでいます。その中で、私達が釣りをしている一番奥に神社が二つあります。神社前は広くて、以前は駐車場として整備され、トイレもあります。公園とキャンプもできるし、なにより全面に絵を描きたくなるような海の景観があり、凄―く素敵な穴場なんです。その神社は無人で、昔は釣り人が宿泊していたそうですが、今はカギがかかっています。それで神社内の太鼓や鐘、神具が盗難されることが頻繁にあり、ほとんど釣り人の仕業と思われています。それで神社に続く道をシャットアウトし、車止めをしています。ただし、徒歩で入れる釣り場ですから、年中釣り人がチヌ、クロ、アジ、ヤズ、マダイ、イサキが釣れる好場となっています。
仲間達が地域のほころびを正す
冬場しか行かない釣り場ですが、入れ替わり海洋磯釣倶楽部の仲間達、その友達が竿を出し、地域の皆さんと何らかの形でコミュニティーしています。皆で声かけは良くするし、散策をする人々だってお友達。なにより、その地域の方からミカンを貰ったり、イカの一夜干し、ニイナを貰う等、なにがしの御付き合いは、そこの子供達と一緒に楽しく釣りをして遊んでいることでしょうか。一生懸命の釣りでなくて、少し余裕があり、釣りマナーとかゴミマナーは欠かさない気持ち。特に私達夫婦の釣りは大変好感度が良くて、地域の人々から良く声をかけられます。釣れたウナギ、アナゴ、フグは持ち帰らないので、食べてもらえるなら、その地域の人々にプレゼントするからよけいに、そのお返しを頂けるのかも知れません。
先程の西海橋公園管理事務所の青年家は漁で生計をたてていますが、公園トイレの行き返りで両親に「コンニチワ」の挨拶。以前は釣り人に対し気難しかったが、この頃は向うから挨拶してくれる。都会の人よりズーッと港町の人々は温かい。そんな優しいハートを私達は大切にしたいですね。

長崎県西海市大島の大ギス釣り

                              上瀧勇哲

 暑い季節が続いているこの頃だが、盛夏の日中釣りを避けて、今、夜釣りの投げキス釣りで大ギスが釣れている。
 釣り仲間の九州日産工場に勤める中村さんが先週、7月20日に西海市、大島港で27㎝をトップに20㎝以上を12匹釣り、おまけにクロダイの35㎝を釣ったことを教えてくれた。それで、長崎県大村市に住む義理の母家に訪問する予定があったので、その前日に西海市、大島へ夜釣りで釣行する事を決めた。
 7月25日、昼から出発。途中、ポイント苅田店で小ブリの本虫100gに青虫100g。これに補助エサとして、マルキューのパワーイソメ(太)(桜イソメ夜光)を購入した。東九州道の北九州空港ICより入り、そのまま九州道に入ると、鳥栖ジャンクソンより長崎自動車道へ。そして佐世保方面の西九州自動車道に入り、佐世保大塔インターで下車する。そして国道202号、西海橋を渡り、西海市、大島方面の大きな案内板を見て、右折して行くと大島町、大島大橋の案内板が随所にあって分かりやすい。無料の大島大橋を渡ってすぐにある、西海市の観光案内所 & 公園があるので、ここで大島町の地図とか観光案内を聞くと、すごく便利だ!!その観光案内所下が駐車場で、これより徒歩で入れる大島大橋の鏡台下は隠れたるサーフの大物釣り場で、コロダイからマダイ、チヌなどの超大物が狙える、穴場中の穴場。ただし、急潮でオモリ30号以上のPEラインの3号以上必要。
 ただし、今度はキス狙いとしているので、この釣り場はパス!!
夜釣りを考えているので、中村さんが釣った蛤の波止に行った。近くに総合運動公園があり分かりやすい。
 午後6時着で、ここまで休息を含め4時間かかった。
誰も居ない波止の先端から湾内と舟道を釣るつもりで、まずは、がま投バトルサーフ27
号4m振り出しロッドに投専リール5000番、道糸はゴーセンPEテクミーテーパー砂紋08~6号213m4色を使用。
 オモリはカイソウ遊動テンビンの20号で80100mラインを探るつもり。妻は主に湾内を探るつもりなので、最近購入した、がま投クイックサーフ203.8m並継ロッドを使用して、湾ドから50100mラインを探っている。今日は中潮で、満潮が深夜11時ごろ。したがって今は最干潮の上げ潮ということで、すごく条件がイイ!!最初は先鈎に青虫、枝鈎2本にマルキューのパワーイソメ(太)(桜イソメ夜光)を大きく付けて、4色が出る120mライン、追い風で仕掛けが良く飛んだ!!サビキスタイルでキスを誘うようにしていると、やはりキス特有のアタリ。大きくはないが、三度目のアタリを感じてリールを巻くと、15㎝キスが枝鈎のパワーイソメ(太)(桜イソメ夜光)で釣れた。そして三投して5匹のキス。その後、フグが多くなってきた。3本鈎に3匹のフグにギブアップ。妻も湾内で3匹のキスは18㎝と20㎝、21㎝の良型。仕掛けに集魚ライト・ルミコ・オレンジを付け、エサは先鈎に本虫、枝鈎にパワーイソメなどとして、湾内の舟道をポイントにして投げ、三本の置き竿釣りとした。
 午後8時ごろ竿先を50㎝ほどヒン曲げて大アタリをくれたのは25㎝のキスだった。先鈎の本虫でヒットしていた。その後のアタリは、小さなフグが連発して入れ食い。妻は湾ドの浅場を釣っていたら「釣れた!!」と言うので行くと、クロダイの33㎝がヒットしていた。先鈎の本虫に食いついた。しかし、午後10時まで、アナゴ2匹、海ヘビ3匹、ゴンズイが10匹と雑魚ばかりで移動した。
満潮前後なので、もしかしてというイメージで、大島高校前の中戸瀬戸海岸から投げた。
大島側の護岸は砂地が多く、浅場である為、潮は早くなく、対岸の崎戸島側は水深がある為、流れが早い。それで、遊歩道から同じ仕掛けで投げて、置き竿。ゆっくりした潮でオモリが流されているとき、竿が引っ張り込まれるような大アタリで、リールを巻くと、なんと28.5㎝の大ギスが、ルミコ・オレンジを付けた仕掛けで釣れた。(写真)30分後、置き竿にしてある青の、ぎょぎょライトLEDの竿が大きくおじぎをして、更にもう一度、確認してリールを巻くと、25㎝と23㎝のWヒットしていた。ルミコキス・オレンジを付けているから余計に嬉しい。(写真)
 満潮前後の0時ごろまでコンスタントにキスが釣れ、妻と二人で計31匹のシロキスは、みんなツブぞろいだった。ちなみに、引き潮に入るとアタリが遠のき、フグが多くなったので、午前1時、納竿とした。
 今度は夜釣りのキス釣りで、二ヶ所しか竿を出してないが、日中釣りでも大島港(馬込港)。西大島港。塩田港。寺島大橋下の水路などでキスが釣れている。もちろん夜釣りも出来て、楽しめている。
インフォメーション
馬込港そばに釣具店はあるが、虫エサが難しいので準備して行きたい。
又、大島大橋、寺島大橋、中戸橋、崎戸島の本郷橋など全て無料の橋でつなげる島めぐりとかキス釣り場も多く、観光的にも遊べる施設が多いので利用したい。 
◎観光案内所は大島大橋そばにあるので、地図など貰って利用したい。















私の釣り紀行&情報ネットワーク 長崎県針尾島と伊野浦のチヌ釣り

                  上瀧勇哲

週末から暖かいポカポカ陽気に恵まれ、雑用を済ませた私達は1211日、昼から佐世保ハウステンボス近くの針尾島瀬戸に行った。
11月の釣行時はメイタの数釣りだったが、今からは寒チヌの大物が釣れると、西海橋そばの村上釣具店から聞いていたからだ。
昼からの竿出しで足場の良い護岸から瀬戸を釣るスタイル。
水深は3~4mと深くはないが、絶えず潮が動いているので、その潮に乗ってチヌが足元を回遊している。そのチヌをマキエで足止めし、フカセで釣る作戦。
簡単な釣り方なので、まずは、がま磯チヌ競技スペシャルⅡ1号53ロッドに、ダイワ・セルテート2500リールに、道糸はリミテーション磯 CXフォルテッサ 2号ラインとし、流して探るイメージ。ウキも釣研ちぬの詩3Bウキで広く探ることにした。サシエサは雑魚が多そうなので、ダンゴも含めて6種類ほど準備し、OHオキアミチヌ1号(金色)鈎に、マルキュー・くわせオキアミ・シャキ生Lを付けて第一投したのが午後3時。今日は風がほとんどなくポカポカ陽気。
中潮で満潮が午後6時、今は上げ潮の左流れで結構速い、釣研ちぬの詩3Bウキが流される。マキエを先程から続けているが、潮の流れに押されて、どうもサシエサとマキエが同調されてないようなので、マキエにマルキュー・日本海を半袋加えて、沈下を早くさせてみた。釣研ちぬの詩3Bウキも08号に交換し、仕掛けの安定も考えた。すると、この作戦が上手くハマり、すぐに釣研・ちぬの詩08号ウキが潮と反対方向の右流れでガッーンと引いてくれ、そのまま、がま磯チヌ競技スペシャルⅡ1号53ロッドでチョンの合わせで大きく曲がり、25㎝サイズのメイタが釣れた。ただし、キビレチヌだった。サシエサはマルキュー・グレ丸の小粒を付け、OHオキアミチヌ1号(金色)鈎を丸呑みしていたから、かなり食い込みは良さそうだった。早い話し、釣り人が入ってない証しでもある。
マキエを10ハイほど5mごろに打ち、そのマキエの中に仕掛け、ウキを入れて流してやると、すぐにストーンと、釣研・ちぬの詩08号ウキが消し込み、再びメイタが釣れた。どうもマキエに群れているようだ。
隣りで竿出し中の妻には15㎝のアジ。そしてセイゴが釣れていた。彼女はマルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLをサシエサにしているとか。
水面下1~2mにエサ取りの小魚が多そうであるが、釣研・ちぬの詩08号を使う分、早くサシエサを底タナに沈めることで、雑魚をかわすことができているようだ。
午後5時、そろそろ暗くなってきたのでチャップオン0.5号レッドウキに、ウエイトスイベルそばにルミカ・からまんホタル(小)を付け、鈎上5㎝ごろにちもとホタルを付け、分かりやすい仕掛けとした。光でチヌとか、もしかしてスズキが釣れるかもという、欲の深い仕掛けにしている。サシエサをエサ持ちの良いマルキュー・特鮮むきエビに変え、10m沖に仕掛けを入れて流し釣り。もちろんウキに沿って私も歩く。とにかくサシエサが取られるまでウキを流して見た。すると、すぐにチャップオン0.5号レッドウキが反応して、ストーンと水中に入ると、ウキが奇麗!!だ。チョンの合わせでヒットしたのは結構重い魚。水面に浮かしてパチャバチャしているのをタモで掬ってみると、25㎝のデカフグだ。針尾瀬戸は、このデカフグが多いのだ。それでもフグ鍋にするのでキープ。
午後6時、3匹目のフグをキープして、30㎝ほどハリスのギザギザを切り、再び、速攻チヌ1号鈎を結んで、マルキュー・特鮮むきエビを付け遠投。すると、沖潮に乗り、チャップオン0.5号レッドウキが流され、スズキ釣りみたいになってしまった。それでも50mほどついて歩くと、途中でストーンと、チャップオン0.5号レッドウキが消えたので、これはと想った瞬間、ガチーンの大ヒット。
大きく、がま磯チヌ競技スペシャルⅡ1号53ロッドが曲がり、大物の予感。
右に走って行くので、すぐにスズキと想った。
リールドラッグから道糸が出てゆくばかりで、とうとうバチーンのウエイトスイベルから切れ、フロロファイタージュード1.75号では、とても無理な大物だった。
ウキを失い、今日はここまでとして、次の伊野浦へ行くことにした。
1212日、早朝7時から神社そばの伊野浦海岸から竿出し。
中潮であるが、満潮の潮止まりから、緩い反流潮を狙うつもり。
タックルも全て変え、がま磯アールゼットアール1.2553ロッドに、ダイワ・セルテート2500リール。道糸は、強磯スペシャル(シンカータイプ・緑)ライン2.5号とし、棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・1号ウキで、ウキ下9~10mの底タナに設定した。マキエは前日残ったマキエに、さらにオキアミ一角に、マルキュー・湾チヌ・スペシャルと、マルキュー・日本海を加えて硬めに練り、重いマキエを作った。これは10mごろの深タナを釣り、底にマキエを置き、ポイントを作る作戦。
午前7時30分、朝日が輝いてきて、今日も天気で嬉しい。
サシエサのマルキュー・くわせオキアミ・シャキ生Lを付けて10m沖のワイ潮に棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・1号ウキを入れてみた。
ゆっくりした湾ドを棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・1号ウキが馴染み、右流れの潮に乗ってはいるものの釣りやすい。そのウキのへッドにマキエを5ハイほど追い打ちをかけていると、いきなりストーンと棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・1号ウキが海中に消し込んだ。出来るだけ食わせてからガチンの合わせで、グィーンの、がま磯アールゼットアール1.25号53ロッドが曲がる、嬉しい一瞬である。
10mのタナから右、左に逃げる魚を、ゆっくり遊ばせながら水面に浮かせると、25㎝ほどのクロが食っていた。良型なのでタモ入れしてキープ。
これを見た妻も早速、竿出し。彼女も同等なウキと仕掛けで釣り始めたのが午前8時。マキエを多めに彼女のウキに入れてやりながら、犬走りの上から海面を見ると、中層に小グロがワンサカ、マキエに群れている。良型のクロは、もっと底の方で食っているようだ。そして、30分後の引き潮の左流れが始まったとき、彼女の棒ウキの釣研・ハイパーBM1号ウキがスーッと消し込んで、ガッーンのヒット。
慌てているようだが、チヌではない。
多分、クロの予想通り、ゆっくり遊ばせてタモ入れは、27㎝の良型クロを釣った。
サシエサはマルキュー・グレ丸で、オーナーばり、ザ・ROCK(ロック)5号鈎が口ビル一枚に掛かっていたとか。チヌ狙いの私は少し沖目に、棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・1号ウキを入れると、すぐに沖潮に、もまれ、一気に西海橋方向の流れに乗り、アウト。やはり、竿二本先のトロミ潮に仕掛けを入れないといけないようだ。午前9時、10m沖に流している私のウキがストーンと海中に消し込んだので、チョンの合わせでガッーンのヒット。この魚は足元まで入ってきたので、多分クロと想ったら、意外とメバル。それも良型の28㎝サイズ。
こんな大型メバルは久しぶりで嬉しい。サシエサはマルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLで、ウキ下10mの底狙いだった。途中、潮が早くなってきたので休息して、熱湯でレトルトカレーを白ご飯にかけて頂く。
そして、温かい牛乳入りのコーンスープを作り、これも美味しい。
昨日から釣りをしているが、12月とは思えないポカポカ天気。又、釣り場も後方からの山で風がなく、ほとんど無風。
そして、チヌは釣れないが、メイタにクロ、メバル、フグの2530㎝サイズが11ℓクーラーに20匹も入り大漁。後は巨チヌのみ。
午前10時、引き潮に入ると、湾ドの潮が早く走りだし、釣り不能となった。
それで100m移動した湾ドに入り、竿出しするも、早い潮に棒ウキの釣研・スリムチヌⅡ・1号ウキが押されているので釣りづらい。
それで足下の釣りをイメージして攻め、2023㎝のクロをマルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLで釣り、5枚キープして午前11時、納竿とした。
今日は、釣った魚を長崎県大村市に住む妻の母にクリスマスプレゼントと、した。
同居している釣りキチの義兄も最近、ルアーのスズキ釣りにハマっているようで、針尾島には良く通っているそうで「60㎝サイズなら確実よ!!」ということだった。

インフォメーション
針尾島(西海橋そば)◎村上釣具店 ℡0956―58―2280番


長崎県西海市、大島のチヌ釣り
                        上瀧勇哲
平成28年度の初釣りは、昨年から決めていた西海市大島黒瀬に決めていた。それは釣り仲間の田中さん(日産九州工場勤務、行橋市在住)が昨年11月中旬に黒瀬で48㎝と51㎝のチヌを釣ったポイントを教えてもらったからだ。その黒瀬で以前ウキふかせ釣りでクロを数釣ったことがあるので大方のポイント、磯場を知っているつもりだ。
それで歩いて磯釣りが出来る、好条件の巨チヌを狙ってみた。
1月6日、曇、少しの風で中潮、干潮が0時、早朝4時に行橋を出発して東九州自動車道、行橋IC→九州自動車道→長崎自動車道→佐世保方面、西九州自動車道、大塔ICで降り、国道202号で西海橋を渡り、大島大橋方面に入り、午前6時、無料の大島大橋を渡り、大島から北の黒瀬に8時前着。道路から徒歩で入れる磯場は引き潮の干潮から上げ5分までが釣り座となるので潮を見て入るが、今は下げの4分と好条件。干潮は0時だ。
ポイントは水深が足下で5m。20m沖で8m。砂と泥が入り混じり大きな藻根が所々あり、以前はシロキスの大物とかコロダイ、マダイも投げ釣り、で釣れた好場。又、遠投アミカゴ釣りでアジが良く釣れるポイントとしても知られ、地方釣り師が多い。その中で、ウキふかせ釣りで底根を狙ったチヌ釣りが一部のファンに知られる穴場。
それで、ここの釣り場を良く知る田中さんのアドバイスでオキアミ二角とマルキュー・チヌの宿と、マルキュー・湾チヌ・スペシャルをブレンドし、遠投できるマキエを40㎝バッカンに入れている。もちろん妻も同等にして準備。そして、マキエをしながら釣り具の準備。あらかじめ、がま磯チヌ競技スペシャルⅡ1号53に、ダイワ・トーナメント・イソ2500HLBリールをセットし、釣研・翔黒Bウキ、潮受けウキゴム下にヨリモドシ14号にフロロカーボンハリス1.75号を2mにし、途中にジンタン5号。鈎は、がまかつ・スパットテーパーひねくれチヌ2号をセットし、サシエサはマルキュー・くわせオキアミ・シャキ生Lを付け、ウキ下5mから始めた。早朝は少しの風。天気もまずまずだし最高の釣り日和の中、右流れの潮に乗った釣研・翔黒Bウキがストーンと消えて15㎝の小グロ。続いてカサゴが釣れた。
底根を釣っているつもりだが、もう50㎝ウキ下を深くし、ツーンの引きで20㎝のクロ。続いてベラ、フグ、小ダイと雑魚が多くアタリだした。
サシエサをマルキュー・くわせオキアミ・スペシャルLに変えてみると、アタリが鮮明に出て一気に釣研・翔黒Bウキが消えたものの、これも小ダイだった。
午前9時、もう少し遠投気味で仕掛けを入れ、マキエを三ハイかぶせるとき、いきなり竿引きの大アタリ。「これはアタッタか!!」 
良く走る魚が根ギワに入る、良い引きで、がま磯チヌ競技スペシャルⅡ1号53竿が悲鳴を上げているようだが、なんとかポンピングして浮かしてみると夏魚のアイゴだった。40㎝サイズの立派なサイズだったが、これは食べないのでリリース。
午前10時、今まで小グロとベラを釣っていた妻の竿が大きく曲がり、本命の予感。必死に耐えながら魚とのガマンくらべで見事、水面に浮かした魚はチヌだった。上手に浮かし、無事キャッチは51㎝の大物。
ハリス1.75号。鈎はがまかつ・スパットテーパーひねくれチヌ3号鈎。サシエサはマルキュー・くわせオキアミ・スーパーハードLだった。
その後、チヌのアタリなく午後3時納竿で、私は25㎝のクロ2枚をキープ。妻はチヌと根魚を少しで初釣りは終わった。
インフォメーション
(長崎県)ポイント諫早店 ℡0957―32―8601


 
西海橋針尾瀬戸の投げ釣りでアイナメ釣り
釣りスタイル 投げ釣り
釣日,潮,天気 2013年1月3日、小潮、満潮12時、曇のち晴
釣り場 長崎県西海市、針尾島
釣好 ・フグ       15~25㎝ 6匹
・アイナメ    25~35㎝ 4匹
・カサゴ     15~22㎝ 5匹
釣り人 上瀧勇哲&洋子
タックル
 &
仕掛け
・竿     ⇒がま投30号、振り出し405
・リール   ⇒シマノ・パワーエアロ・EV7000番
・道糸    ⇒テクミーテーパー砂紋1.5-5号、4色
・ハリス   ⇒フロロファイタージュード4号
・枝ス    ⇒ホンテロン2号
・鈎     ⇒ビックサーフ12号
・オモリ   ⇒カイソウオモリ35号
・集魚ライト⇒ルミコ・キス(オレンジ)
・その他  ⇒アイナメは1本鈎。キスは3本鈎
エサ ・本虫            200g
・青虫            200g
・パワーイソメ、桜(大)とくわせオキアミ         
攻め方 ・100mの遠投で置き竿釣り
・近投で置き竿して根魚も釣れる
・竿立てにタックルを3本並べて、ゆっくり攻めた
・集魚ライト「ルミコ.カレイ」は色々な魚が良く釣れる必需品だ
その他 ・竿先ライトは今流行りの「ぎょぎょライトLED3色、レッド、グリーン、マルチカラーが良い
・防寒対策はキッチリとしたい 
・ゴミは持ち帰りだが、必ずゴミ用のナイロン袋を持参している
・夜釣りでもアイナメが釣れる
釣具店 ・西海橋そばに2件の釣具店がある


長崎県西海市針尾島の投げ釣り


                          上瀧洋子

お魚さん釣行も、いよいよ今年最後となって来ましたこの頃ですが、今年は意外と暖かく、雪が少ない優しい年末を迎えています。
それで今度は投げ釣りで大型のアイナメを釣りに出掛けます。
1228()、お天気も良く、今日は無風で釣り日和という条件ですから、久しぶりに長崎県西海市の針尾島に釣行しました。
九州自動車道から長崎自動車道、大塔IC(ハウステンボス出口)から西海橋を目指して行くと分かりやすく、福岡市内からでも2時間弱で行ける釣り場です。今日は、その西海橋下の針尾瀬戸に繋がる公共の岸壁から投げ釣りです。ターゲットは越冬キスと、根魚のアイナメなど、釣れる魚はなんでもOK。お正月の食材に使用するお魚さんです。
それで主人と二人で7本の投げ竿をセットして投げます。
エサは本虫200gに青虫200gが二人のエサとして、枝鈎に本虫、先鈎に活の良い青虫を2匹掛けしたもので、30100mラインを釣る作戦です。
主人はPEライン2号を使用して遠投釣り。私はナイロン糸の5号4色ラインの3色まで出ている5080mラインを多く狙いました。
早朝7時には、もう日の出が見られるころになり、すぐにアタリはフグの20㎝オーバーは、もちろんキープでフグ鍋です。そして小ダイの20㎝。
主人は遠投して根掛かり多発。オモリ30号が、道糸2号が力糸から切れて凄く悔しがっています。
でも私の方は丁度良いのか、根掛かりがさほどありません。海底に根モが少しあって、時々その根が仕掛けについて上がって来ます、と同時にクジメ(アイナメ)の20㎝とかカサゴ18㎝が釣れて100%お魚が釣れます。そして遠投が実った竿にやっと大アタリで35㎝の大型アイナメをゲットできました。
今日はこれ1匹で十分等々言っていたら、再び根掛かりの連続で、とうとうオモリは7つ、道糸はズタズタ。大潮だけに潮の流れが早いので、余計に根掛かりします。仕掛けも10コほどフグに取られて移動します。

西海橋を渡って左側の大村湾側の小さな河口域を釣ります。以前は田ンボのあぜ道でしたが、今は立派な道ができて岸壁となっています。遠浅の浜でジャリ石が沖まで続き、波静かな大村湾を見ながら、のんびり釣りができるところで私達の穴場?
オモリ25号で遠投して置き竿釣りにしておくと、竿先がチョンチョン、バギューンと引いて、リールを巻くとやっぱりシロキス20㎝が釣れました。
遠投して少し探ることもできますが、やはり根モが点在してあるから、根掛かりもあります。気持ちはカレイ!! なのですが、それよりキスが連発18㎝~21㎝クラスの立派なサイズで、午後3時まで釣りをしてキュセンベラ3匹、キス11匹、稚ダイ7匹でエサ切れとなり納竿します。

今日は色々なバライティな釣りをしましたが、やっぱり西海橋、針尾島方面の投げ釣りはお魚さんも濃く、水温もまだ温かく、小魚が群れて、私達を十分遊ばせてくれますから、遠征するだけの価値は十分にあります。水温の下降のピークは、やっぱり2月から3月ごろ、この頃が一番お魚さんが釣れません。お正月からの1月は、まだまだ投げ釣りで十分遊べます。
ファミリーフィッシングなら、大村湾側の釣りで、西海橋そばに温泉施設があり、オミヤゲ売り場はもちろん、海産物などの海の幸が買える市場も三軒あります。もちろん公共のトイレ、公園がたくさんあってお勧めです。
西海橋そばに釣具店が二軒あります。


長崎県崎戸島、大島、寺島、三島めぐりでキス、チヌ

                        上瀧洋子

6月に入り梅雨が本格的にやってまいりましたこの頃ですが、今度は投げ釣りでシロキスの大物が釣れている西海市の三島釣りの旅を紹介します。
5月31()の夕方出発して、いつもの東九州道、北九州空港ICより九州道、鳥栖ジャンクソンから長崎道路に入ります。そして武雄JCTから西九州自動車道に入り、佐世保大塔ICで降りて、国道202号から西海橋を渡り、大きな案内板がある大島大橋方面を右折して「道の駅・さいかい」などを利用して、無料の大島大橋を渡り、次に寺島大橋を渡って大島に入ります。
今度は、その南の中戸橋から夜釣りからのスタートです。ここまで3時間少々。平日の深夜料金で、軽自動車で三千円ほどでした。
大島と崎戸島を紡ぐ中戸橋は、新しい橋が出来て、古い方の橋は通学路となり、遊歩道ですから、この橋から釣りができるのです。
それで外灯がガンガン照らしてくれる海面には小魚がピチャピチャ。そして、スズキとかヤズが、これらの魚を追い廻しているので、ルアーのスズキ狙い、ヤズとか水イカ狙いの釣り人が多いそうです。
それで私達夫婦は、その中でキスを狙うのです?


中戸瀬戸の夜釣り
中戸橋の両サイドの砂浜には海水浴場があり、大島高校前の海岸から、昔は2027㎝のキスが「すごく釣れたんョ」と主人が言います。
もっとも崎戸島側の浜とか短波止二本からもキスをたくさん釣ったことがありますから、今度は8年前に来たことを思い出して、そのどちらも狙える一番釣りやすい橋から釣る事にします。
橋の中央ごろには外灯が明るく、キャップライトは必要ありません。それでも、ルミカの「ぎょぎょライトLED」を付けて、オモリ20号、三本鈎仕掛けでポチャンと軽くショートに投げておくだけです。
エサはポイント苅田店で購入した本虫100gを主人と半分ずつ。それにゴカイや青虫も準備し、それでもエサが足りなかったらと、パワーイソメのピンク(夜光)もクーラーに入れていますから、万全の準備でスタート。
夜9時から釣り始めます。今日は小潮で満潮が0時ごろで、ちょど満ち潮です。で、同じタックルを二本準備して並べておきます。
崎戸島側は水深もあり、潮が早いので、ルアーマンがポチャーンと振りますが、ヒットはなさそうです。
主人が、その近くで投げてフグの連チャンをします。
大島高校よりの私のポイントは、橋から砂底がはっきり見え、ところどころ根モがあり、優しい潮の動きで、オモリ20号で十分釣りができます。それでアタリはありません。しかし、コツン、コツンのアタリで、少しサビイてやって、そのアタリをうまくキャッチしてヒットは15㎝のフグです。続いて同じ様なアタリで又もフグ。
若者が三人、水イカ狙いをしていましたが、ヒットなく帰ってしまいます。
主人が、スズキを狙っている地方の釣り人と情報交換をしているようでしたが、どうやらキスはまだ早いようで、釣り場を移動する事にしました。
それで、一番実績のある西大島港へ移動します。
今日はもう遅いので、明日の夜明けから釣るつもりで、私の愛車タントエグゼの後部シートを倒してコンパネを敷いて、マットレスを敷けばベットが出来上がりです。布団型の寝袋に入って、二人一緒にお休みタイムです。
大島町西大島港
小さな河水域から広がる港は奥深く、昔からキスが大変良く釣れた釣り場ということです。
その港の入口にある波止から私は早朝5時から釣り始めます。
今日は曇で無風。女性にとってすごく釣り日和ですから、帽子をかぶらず、誰も居ない波止から釣ります。主人は中波止の方へ行きました。
それで、オモリ15号に変更して、投キス鈎8号の3本鈎に砂ゴカイを1匹掛けして、正面から70mごろに投げて少しずつリールを巻きます。すると一発でヒットしたのは、変なアタリで釣れたカサゴ18㎝サイズが先鈎で釣れました。もちろんキープです。
第二投目は、ゆっくり、ゆっくりサビイて、波止の手前頃で竿先を50㎝も引っ張る、あのキス特有のアタリです。そのままリールを巻いてブリ上げたのは、シロキスの18㎝サイズ。続いて15㎝と19㎝がWヒットします。
主人が向こうから「何が釣れた」と言いますから、手で丸を作ってあげます。どうやら中波止ではキスが居ないようです。
今日は、港は休漁日のようで、漁船が出ませんから、午前7時までズーッと投げて、1521㎝までを9匹釣りました。場所を変えて、河口の岸壁から投げて、ゆっくりリールを巻いて、再びヒットはキス15㎝、なんとかキープサイズです。主人は小さなミニキスを6匹リリース。お魚さんがみんな元気で海に帰ったのは、手で、指で、魚をつかまなくて、カニハサミで優しく鈎を外してやりますと、か弱いキスも意外と元気に海に潜って行きます。
黒瀬
場所を変えて、黒瀬の岩場に行きますが、ここではベラとフグのみで、アタリがほとんどありません。でも、主人が20㎝の小ダイをキープ。
馬込港
宮崎釣具店がある渡船前の岸壁から五投して、フグとベラ。ほんとうはここから入る寺島水道に行きたかったのですが、新しく造船所が作られ、海辺の岸壁はフェンスがありました。
寺島港
再び寺島大橋を渡って、すぐに右折して港に行きます。ここの奥深い湾も、キスが釣れる好場で、昔は2728㎝を釣ったこともあります。
車のそばから釣りができるので、ファミリーフィッシングに良い場所です。
広い岸壁から港内、湾ドを4ヶ所釣り歩きまして、私、メバル、カサゴ、ベラを7匹釣りました。狙いのキスは、主人が24㎝を1匹だけでした。
寺島釣り桟橋公園
「民宿 浜夕」がある前の釣り桟橋は、大物が釣れる好場です。すでに三人の先客が居たので辞退して、そばの護岸から寺島水道を釣ります。
このころより雨が降り出して、イヤな雲です。
それで第一投して置き竿。その間、主人が温かいカップめんにオニギリ、缶詰も開けてお昼をしようとした時、私の竿に大アタリです。一生懸命リールを巻いてブリ上げたチヌは37㎝の大物です。そして、主人の竿も大きく曲がって、リールを巻くと、これがテンスの33㎝でした。
温かいコーヒーを飲み乾している間もアタリがありますが、雨がいよいよ本格的に降り出して、カッパ着用です。デッキブーツもあるので、十分なスタイルでイザ!チャレンジ。キュセンベラの23㎝、21㎝、キスは18㎝とぼつぼつの釣好で、午後4時まで雨の中を釣ります。
風が吹き出して、いよいよ本降りというところで納竿しました。
今日は活きの良い小ぶりの本虫に、チヌやキスがヒットしました。砂ゴカイも2匹掛けとか3匹掛けして、とにかくエサをアピールして、キスやベラを釣りました。

今から水温がグングン上昇して、キスの食いが活発になると良いのでしょうが、魚のアタリが少ないとか、食い渋りがあるなら、エサでアピールする事が大切です。又、主人は、パワーイソメの中サイズ、桜イソメで1015㎝のキスを12匹釣りました。小さいキスはリリースしていますが、二人で28匹のキスは15㎝以上から最大24㎝まででした。
色々な魚が豊富に釣れる崎戸島、大島、寺島ですが、今からは夜釣りで大型キスとかチヌも狙えるそうです。
近くに道の駅とか、コンビニ、公園トイレも多くあり、観光と釣りで両方遊べる釣り場です。ぜひ家族で楽しんで下さい。


詳しくは
◎大島崎戸観光協会(大島大橋公園内)チラシ、地図など無料で頂けます。
℡0959―34―2208
◎大島町馬込港に宮崎釣具店
℡0955―54―2345

 

長崎県西海市の釣り
                          上瀧勇哲

2月に入り急に寒くなったこの頃だが、多くの釣り仲間は休業、冬休みの状態で、正月から釣りに行っていない釣り友がほとんど。その中で、長崎県大村市に住む、大村MFCの西村さんから、西海市伊野浦で50㎝のチヌを釣ったと電話が入った。
西村さんは最近、磯より、波止チヌ釣りを覚え、私がアドバイスした伊野浦海岸で月二度通い、コンスタントにチヌを釣っているようで、平日休みを利用して、潮の緩い小潮で、しかも好ポイントに入らないと釣れないそうだ。
その中で、ソフトルアーで、若者が「メバル、カサゴを釣っているし」「ときどきアイナメも釣れているよ!!」の、嬉しい情報。
正月に釣行したサーフ釣り仲間もボウズだったので、久しぶりに行く事にした。
2月8日、曇のち晴の天気で、この日は北風があるが、何とかしのげそうだし、雪が無いのが一番。なぜなら国道から、伊野浦海岸に降りる急坂道は、みんな冷や汗が出るぐらいの急カーブの難所なのである。
それで「行かん!!」と言う、釣り友も多い?
早朝3時ごろ出発して、北九州空港ICから入ると、後は九州自動車道→鳥栖から長崎自動車道に入り、川澄JAから佐世保方面に入り、大塔IC、佐世保ハウステンボスで降りると分かりやすい。
で、行橋から安全運転でゆっくり4時間もあれば伊野浦港に着く。
午前7時に有料駐車場に入れて、海岸からの釣りを始めるが、今度は投げ釣りと、ソフトルアーの二投流をするつもりで、竿立を二組セットして、夫婦で5本の投げ竿を西海橋方面に100mラインに投げて置くだけ。
ただし、この日は小潮であるが、相変わらず関門海峡のようにゴゥゴゥと潮が流れて激しいので、普通のタックル、仕掛けでは無理。私のタックルは、がま投バトルサーフ33号4m振り出しロッドに、シマノスーパーエアロ投専スピニングリールにPEテクミーテーパー砂紋テーパーライン2~6号213m5色を巻いている。
これにカイソウオモリは30号、遊動として、ハリス4号1本鈎としている。鈎は、ビックサーフ12号に大きな本虫をたっぷり付けており、その鈎上20㎝に集魚ライトルミコ・マダイを付けた。
仕掛けの長さは1.5mと長いが、潮の流れでユラユラさせるイメージで魚を食わせるので、長い仕掛けの方が、根魚以外のチヌ、マダイが釣れる。
そんな仕掛けを5本並べ終えるころ、最初に投げた竿に30㎝ほど引くアタリ。
二度目のアタリを見て、竿を握り、リールを巻くと、竿に魚のアタリ、引きを感じて、一気にリールを巻く。
釣れているので重い。おまけに潮の流れが西海橋方面なので、よりリールが巻けない。とにかく重い。でも、魚がグィグィ引いている感触を感じて、ポンピングして、やっと水面に浮かしたら、大きなフグが釣れており、高級フグ鍋をイメージしたので、タモ入れしてもらったら38㎝の超大物だった。
このフグをきっかけにアタリが多くあり、ほとんどフグでエサがすぐ消え、あるいは、鈎のチモトからハリスを食いちぎられる事件が多く、本虫100gと青虫100gが一変で無くなり、午前11時ごろの潮変わりの時間帯で、青虫2匹掛けと、マルキューのパワー桜イソメ(夜光)大を加えたエサ付けに、またしてもフグ25㎝が食いつき、キープしたフグは7匹。20㎝以下のフグはリリースする。
妻の竿は6070m投げて左流れで止っているが、遠投した竿は右流れで、沖潮と岸寄りの潮は反流潮が動き、複雑な潮の動きと想いつつ、妻の竿が意外と右に流れるから、ちょっとおかしいと想ったので、妻にリール、竿を任せると、魚が釣れている感触。しかも今までにない引きなので、チヌか?と、想いつつ「重い、重い…」で、大型リールでガリ巻き。
そして手前でやっと浮かしたら、アイナメ。それをそのままブリ上げてゲットしたアイナメは37.5㎝の大物だった。
その後、右流れの潮が激しくなり、しばらく竿を上げて昼食タイム。
温かいカップめんにオニギリ弁当とし、熱いコーヒーを頂いていると、チヌふかせ釣りをしている地方の釣り人の竿が曲がり、大物かと想ったら、先程私が釣ったようなデカフグがタモ入れされ、釣った方はチヌより嬉しい外道とかで、この方、フグを4匹キープしていた。チヌは無かったようだ。
トイレがある神社先の広場に徒歩15分ごろで行き、磯釣りしている釣り人が、クロの25㎝サイズを3匹釣ったのを見せてもらった。
この方はアミカゴ遠投釣りでサビキ仕掛けで釣ったもの。本人はアジ狙いとか。その本命は0匹。
そのそばでソフトエコギアで釣っている若者は、型の良いカサゴを4匹キープし、マルキューのパワーイソメ茶と紅でも釣れたそうだ。
それを見て、私も投げ釣り場の足下でソフトエコギアスタイルで、オモリはガン玉5Bを三段に咬まして、底にエサが落ちるつもりでいたが、潮の流れで仕掛けが入らないので、更にガン玉を二つ付けやり、やっと底の捨て石上にパワーイソメが落ちているのが見える透明度。
すると、その捨て石上にカサゴが居て、餌付くのが見えるので、誘いをしながら食わせる。
二度ほどパワーイソメの先を食い付いてくれたが、離れてしまい、まだ底に居るので、再びその近くに仕掛けを置き、見釣り?
潮の流れがあるので、中々そばにエサが運べないので、ガン玉5Bをとうとう8連チャンして、やっとカサゴの目の前にパワーイソメ茶を置くと、いきなり飛びついてきて食いつき、すかさず合わせてやって、口元に鈎がガッチリ掛かり、ブリ上げたカサゴは意外と大きな24㎝サイズだった。
そんなつもりで、偏光サングラスで海底を見ながらカサゴを探していると、今度は岸壁のキワにへばりついているカサゴを発見。
これにも同様にして合わせると、一変で食い付いてきて、鈎掛かりと想ったら、スッポ抜けして逃げられた。
魚を見ながら釣る面白さを体験しながら、この日は午後3時まで釣って、エサが終った。
今、フグが多く、エサの消耗が激しいので多めに準備したい。
又、フグが少なくなると、狙いのアイナメ、テンス、カサゴ、ソイが釣れるので、今からの春は楽しみな伊野浦である。




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