大分県津久見市江ノ浦のチヌ、クロ釣り海洋磯釣倶楽部 上瀧勇哲 |

毎日が充実した日々を送っているが、2月も末旬になり、釣り場で巡る公園や神社で、赤、ピンク、白の梅園が見ごろになってきた。その中で一生懸命の釣りでなく、チョット立ち寄った公園などの散策を楽しみながら、温泉も利用している。さて、そのような楽しみ方ができる大分県津久見市には東九州自動車道、津久見ICを降りて5分の津久見港そばに広い公園と格安のシティホテルがあり、そばに、ほごたん屋釣具店(℡0972―82―8277)を利用して、そばの海で小グロやメバルが釣れている。小さい魚だがファミリーフィッシングの穴場。詳しくは、ほごたん屋釣具店
その津久見港から15分ほど先に、メバルやチヌで有名な四浦半島がある。
以前は良く通った釣り場だが、地域の方と優しいコミュニケーションをすれば楽しい釣れる釣り場がある。今度は、その中の釣れる釣り場の釣行をしたので紹介したい。

2月14日、晴、早朝4時前、行橋市を出発して国道10号、宇佐、別府有料道路、東九州自動車道に入り、津久見ICまで1時間40分。津久見市内を抜けて四浦半島に入り二つのトンネルを抜けると、すぐが深良津港。昔なら4時間以上かかった釣り場が2時間40分で着いた。
朝日が昇る前に波止から竿出しできた。
前日解凍したジャンボアミとオキアミを各一角に、マルキュー・イワシパワーグレスペシャルとマルキュー・グレパワーV9徳用を各二袋ずつ購入したものをブレンドし、海水を加えて素手で混ぜ込みながら、海水温度の温かさを感じて、オキアミを小刻みにさせて集魚剤の粘りを出しながら、固めてまとめられるマキエを作った。これだと、遠投とかピンポイント、風か強くてもイメージしたポイントにマキエが届けられること、そして中層に潜むメバルからクロなどを引き寄せるマキエとしている。このマキエを40㎝と36㎝のバッカン二つに分け、妻と私のマキエとしている。
今度は、やや少ないマキエではあるが、今の時季はマキエを切れ目なく入れながらポイントで食わせることにして、マキエを腹いっぱい食わせないで少量、少しずつ撒きながら、大粒のエサでターゲット魚を釣る作戦。私はチヌ、妻はクロなど、釣れる魚なら何でもOKのつもりでいる。
今度は確率の低いチヌ釣りでなくて、中層で食わせるチヌ、もしくはクロなどを考え、出来るだけオミヤゲ魚をキープしたい、つもりでいる。これは1月に入り、釣り仲間達が四浦半島釣行でチヌの釣果がないのと、クロも食い渋っている事を聞いているからである。気持ちはチヌ、メイタ、そしてマキエで寄せたクロをイメージして竿を出す。
今日は新調した、がま磯アールゼットアール1.25号53ロッドに、シマノ・ステラ3000.HGM.リール、道糸は、リミテーション磯CXサスペンド(緑ライン)1.75号を巻き、ウキは信頼する、釣研・ちぬの詩・G2ウキで10m沖の底根から上の7~8mのタナを考え、先程からマキエを続けているつもり。サシエサは、マルキュー・くわせオキアミ・シャキ生で、新鮮をアピールして、マキエの粒であるオキアミより大きくキラキラ光っている。その仕掛けエサを入れて、更に仕掛けが馴染むまでに4ハイのマキエを潮上に打ちながら、釣研・ちぬの詩・G2ウキを見ていると、小さな微アタリをウキが感じ、水中に消し込んでくれることを期待しながら、出来るだけ道糸を出さない、張らない、つもりでいると、15㎝ほど、ウキを水中に引き込んだが、すぐに浮き上がり、そのままの状況で仕掛けを上げると、マルキュー・くわせオキアミ・シャキ生が半分食われていた。そして、二投目、三投目のころ、やっと朝日が昇り、今日の天気を約束してくれるような快晴になったころ、妻の、がま磯センティオ1.25号50竿がヒン曲がり、ヒットしたのがメバルで20㎝サイズの大型。四浦のメバルは金メバルが多く、すごく奇麗だ。ウキ下は4mで、妻のハリスは08号にOHカット・メバル8号針の細軸タイプ。エサは、マルキュー・くわせオキアミV9のピンク色したサシエサで、始めから小物釣りを決めている仕掛けでメバルをゲットした。私はチヌ狙いでハリス1.5号。40㎝オーバーのチヌが釣りたいつもりで、そのまま続行し、先程のアタリの魚の確認がしたい、食わせたいつもりで、ウキ下を6mほどにして、出来るだけ道糸を張りながらアタリをキャッチして食わせて釣りたいつもり。で、小さな微アタリがあるものの、中々食ってくれない。
サシエサの、マルキュー・くわせオキアミ・シャキ生は、あっちこっちキズだらけでかなり小魚がエサを取り合っているようで、決して大きな魚ではないようだ。こんなときは魚がハリスとか鈎を見て、警戒しながらサシエサを少しずつ奪い取っていると想う。それで、その対策としては、やはり細いハリスに小鈎、できたら軽い針が良い。しかし、そのような魚を私は狙っている分けでなく、細くすると良型の魚から仕掛けを切られるのがイヤである。
それで、ハリス1.25号に下げ、OHオキアミチヌ1号(金色)にした。
今日は若潮で満潮が5時、今は下げで左流れの潮に入り、風が少しで道糸のフケが潮と反対となり、道糸のフケがより出て、仕掛けが入りづらい。それで道糸のフケを抑える為に、竿先を出来るだけ水面に浸け、道糸のタルミをなくし仕掛けを入れてゆく作業をしている。その点、妻の釣研・どんぐりEX・3B(オレンジ)ウキは比重があるので入りやすく、少々の糸フケも関係なく、仕掛けが馴染んでいる。この差を縮める為の作業をしているのだが、魚のアタリとか食い込みを優先すると、軽いウキの方が食いがイイ。そのつもりで、出来るだけ食わせを考えている。すると、10m沖に入れた、釣研・ちぬの詩・G2ウキが微アタリからストーンと30㎝ぐらい沈んだので、思わず食わせてやった。すると小さくヒットした魚が、がま磯アールゼットアール1.25号53ロッド竿を絞り込んでくれて、やや嬉しい引き味を楽しんでメバル20㎝が釣れた。
どんな魚でも釣れたら嬉しいもので、特に冬季の釣りは食い渋り、中々釣れにくいので、なんとか食わせて釣りたい私達は、色々な工夫で、魚と対話したい。
午前9時、日が昇ってきて暖かくなってきたころ、15m沖に入れた私の竿に、いきなり竿引きの大アタリ。まだ仕掛けが馴染んでない時にヒットしたから、上層の魚でボラかと想ったが、沖に走るのでヤズのようだった。先程から沖で小魚を追っている魚がいたのでスズキかヤズと想ったが、地方の釣り人が「ヤズですよ」とかの話し。
しかし、この魚に対応できるハリスではないので、竿を持ち応えているだけで精いっぱい。リールから道糸がドンドン出てゆく一方的な魚の走り。とうとう150mあった道糸がなくなって、バチーンと仕掛けもろともブチ切って逃げてしまった。こんなことならスプールドラッグを締めつけておけば良かったと想ったが後のまつり。
替えスプールでセットし直して、今度は道糸、リミテーション磯CXサスペンド(緑ライン)の2.5号に交換した。これに、釣研・翔黒Bウキに、ハリス2号にして、そのヤズを釣ってやりましょうのつもりで、15m沖に入れた。二人居た釣り人もアミカゴ遠投釣りで20m沖のアジかヤズを釣っているとのことで、早くこの事を知っておけば良かった。てっきりアジ釣りと想っていた。風も微風で、釣研・翔黒Bに交換したおかげで仕掛けが入りやすく、流れも楽になったので、かなり遠投した釣り、先程ヤズを駆けたチヌ狙いで?ゆったりした潮に、ゆっくり流して、ウキが見えるか見えないのかギリギリで、しかも海面のキラキラで、ややウキが見づらい。後は道糸の張りでアタリを読むつもりだが、食ってくれたら竿引きのアタリ?
と想い、マキエを入れていると、隣で釣っている釣り人のサビキ仕掛けにヒットは、先程のヤズのような引きで、釣り人の竿がヒン曲がる。中々リールが巻けないでいるし、ドラッグが鳴っているのが分かるほど強烈な引きが続いていたが、いきなりスパーンとハリス切れのようだった。
その釣り師は津久見のNさんで、愛用している、がま磯アテンダー2号の竿が折れるかと想ったぐらいの引きで、70㎝クラスのヤズかも知れんと興奮していた。
私は大物釣りを諦めて、釣れる魚を釣るつもりで妻と同じ仕掛けとして、竿は使いなれている、がま磯エリネス1号50竿に、シマノBBX2000番リール。道糸は、強磯スペシャル(シンカータイプ・緑1.75号に、釣研・ちぬの詩・G2ウキ。ハリスは、フロロファイタージュードの1号として、鈎は、OH刺牙グレ4号鈎(オキアミカラー)鈎で、サシエサをマルキュー・グレ丸として、竿先の7~8mごろの根藻廻りを探るスタイルで、マキエをピンポイントに入れていると、藻根の合間から小グロ、メバルなどがマキエを追っているのが分かった。妻も、その群れに仕掛けを入れて、メバルの10㎝~15㎝、木葉クロをぼつぼつヒットさせているが、ほとんどリリースサイズばかり。それでも釣れることが嬉しい。私もその仲間になり、がま磯エリネス1号50竿の軟らかい曲りで遊べて、ぼつぼつメバル、ウミタナゴが釣れて楽しかった。今日はマキエが午後3時までに終わり納竿としたが、メバルとカサゴをキープし、波止にこぼれたマキエは、携帯ホウキで海に掃わき落とし、奇麗にし、波止隅に落ちていたゴミを拾って持ち帰った。近くに手洗い、トイレもあるので便利な港だが、釣りマナーさえ良ければ楽しい釣りができる港である。
インフォメーション
ほごたん屋釣具店(津久見市内、国道そば)℡0972―82―8277
毎日が楽しい釣行が続いているこの頃だが、今週は久しぶりに四浦半島の江ノ浦赤崎港波止でメイタ釣りを楽しんだので紹介したい。
その四浦半島、私がお付き合いを始めて、もう46年ぐらいになる。
昭和40年ごろの四浦半島は、津久見市から佐伯湾を見て北上し、渡船基地の蒲戸港から高浜港より山越えして落ノ浦港へ。ここから左折して深良津港、刀自ヶ浦、久保浦などの波止めぐりを随分した。その数年後、津久見湾側からジャリ石の細い県道を山越えして、やっと深良津港の老船長さんや刀自ヶ浦の上野船長さんを利用して、三宅のタイコなどとの磯釣りでクロの乱舞、30㎝超えのアジやチヌを随分釣らしてもらった。北九州市から6時間もかけて行く時代、その後は四浦の大元港から神田船長さん利用で蒲戸の磯から大カガミ、小カガミの磯釣りを、釣りクラブ仲間達で随分楽しんだものです。四浦の港や磯釣りの渡船は小さな渡船で、料金が1000円とか1500円の時代で、蒲戸の、わこうさんは3000円の時代でしたから、遠路はるばる良く通ったものです。
そして昭和60年から平成に入ったころより四浦、赤崎港の川崎丸さんを利用して津久見市の観音崎や白石灯台などで、中、小物釣りに没頭していましたが、川崎船長さんが亡くなって、ピタッとこの四浦半島の磯釣りが途絶えてしまった。
大元港の神田船長さんも、釣り人死亡事故で10年ほどで休業してしまい、渡船は、わこう渡船だけ。時々、泊ヶ内の金比羅丸を利用していましたが、こちらも交通の不便を理由に釣り仲間が利用しません。懐かしい四浦半島も、この十数年、釣り人と漁師とのトラブルが続出し、釣り辛くなった各港ですが、もう少し私達釣り人が、釣りマナーとか、ゴミ持ち帰り、そして、地方の人々とのコミュニケーションを多く持って、朝の挨拶「おはようございます」「こんにちは」の一声で随分とハートが通い合うものです。
釣行の帰り、津久見市内の、ほごたん屋釣具店さんと、お久しぶりにお話しができ、釣り場の清掃作業が、この二年ストップされている事もありますが、ぜひ今までの実績を踏まえ、四浦の清掃美化活動を、ほごたん屋さんを利用する地元の釣り人と釣り団体協議会、九州磯釣連盟、そして(公益財団法人)日本釣振興会などのみんながタイアップされて、まずは人数が少なくても、小規模でも、する事が大切となりますので、ぜひ本誌編集長のガンバリを応援します。尚、全九州釣ライター協会、野村美智雄氏を通して、同協会などに働きかければ、かなりのPRができ、又、少々助成金が当協会より頂けます。さて釣行記をお届けします。
四浦深良津
行橋市より宇佐別府有料道路を、そのまま東九州道を利用して津久見ICで降りて、深夜料金1050円でした。(軽自動車)国道217号から を左折して県道611号に入り、7つの長―ィトンネルをくぐって、深良津港には、わずか2時間ちょっと。昔、私達が利用していた時間の1-3で着きますよ。その港は夜釣りの組が二人、チヌ釣りをしていましたが、私は早朝からの釣りスタイルですから車中泊です。そして午前6時から、波止の中央ごろから竿を出します。内容は、奥様が週刊つりニュースに書いていますので遠慮しますが、25㎝のクロに20~25㎝のアジを16枚ほど。地方の遠投サビキ釣りの方がアジをぼちぼちのようでしたが、水温の低下で魚の活性がもう一つ少ないようです。お昼から移動して、津久見湾の江ノ浦海岸から赤崎港波止で釣りをします。(赤崎港は私が担当)
四浦半島、赤崎港のチヌ釣り
5月18日(土)、晴れのち曇、風が少々あるが波立が少ない。小潮で昼の2時が満潮で、竿出しの今は最も釣れそうな時間帯。それで、オキアミ二角と、マルキューのチヌパワーG2を二袋、硬めに練り込んで遠投性を高め、しかも正面から横に吹く風を気にしながら、とにかくマキエがバラつかず、ピンポイントでマキエができる集魚剤とした。波止は先端がフェンスでカットされており、その手前からの釣りとなるが、ふかせ釣りはマキエがあるので、どのようなポイントでも、なんとか魚を集めて釣る事が出来ると自負している私。そんなつもりで、マキエを10パイ撒いて竿を出していると、もう妻の竿がヒン曲がって、良型のクロ21㎝がヒット。今日は波止釣りなので、20㎝以上のクロはキープしますと互いに決めているが、私はやっぱり22㎝クラスからとしていた。マキエを1分おきにピンポイントに入れながら、今日は釣研 ウキ0号で全遊動とする。
比重のあるマルキューの、くわせオキアミ・スーパーハードLをOHインホワイトチヌ2号にフィットさせて、鈎が完全にオキアミの中で隠れてしまっているイメージのエサ付け。これで第一投より小グロ15㎝サイズ。
マキエにクロが浮いてエサ取りとなっているようで、少々遠投ぎみに投げると、今度はそこまでマキエが飛ばない。それで仕方なく、予備の瀬戸内チヌを半分入れ、比重をプラスして遠投力をより高められた。これで20m沖に仕掛けが入り、マキエも下手から入れることで良く飛ぶ。で、サシエサがけっこう持っていると想いつつ、30m沖を流して変なアタリで、少し誘ってやったら、ウキが水面から消えた。がま磯エリネス1号47が大きく曲がり、良い感触。早速妻が「タモ入る?」「イヤいらない」ハリス1号でも十分対応されると糸巻する。足元でも底根に突っ込むクロは27㎝の良型だった。
波止からこのサイズなら十分満足。タモ入れして、40㎝の釣研ライブラリに入れていると、妻も良い引き。しかし、なんとフグの28㎝サイズ。これはキープ、フグ鍋にするから。続いて私の竿にも、またヒットはクロ25㎝。ここまでは良かったが、急に風が強くなってエサバックが吹き飛ばされた。
それで今度は、マルキューの練りエサ魚玉ハードを付けて20m沖に入れ、仕掛けを少しずつ落としてゆくと「もうエサが無いヤロー」と想ったとき、ツンツン、ストーンと引く良いアタリ。
竿先で軽く合わせるつもりが、ガクンと手ごたえ。するとチヌ特有の竿を叩く、グィグィ感。ゆっくり、じわーっと、ハリス1号で水面に浮かせた奇麗なチヌを、妻がタモ入れしてくれて、40㎝をキープ。30分後、再び同様な引きで、チヌは36㎝が釣れた。それで妻もチヌが釣りたいようなので、魚玉ハードをおすそ分けしてやったら、一発でヒットはチヌ。これは時間をかけて、丁寧に私がタモ入れしてやり、35㎝をキープ。その間もグレの20㎝がぼちぼちで、それ以上のサイズは出なくて、この波止でチヌ3枚、20~27㎝のクロを二人で15枚ほどキープして、納竿とした。
夕方5時ごろまでの釣りであったが、無料駐車場のあるところで、地域のおばさんに「こんにちは」と挨拶すると「釣れたね」、「いえ、小グロが…」と言うと、「アジが夕方から良くなるよ」との話し。それで「以前、この港の川崎丸さんを利用して磯釣りしていたものですが、おばちゃん、息子さん、元気にしていますか?」と聞いた。「二人とも三年前に亡くなった。貴方だれ?」と答えた。
たまたま、そのおばあちゃん、川崎のじいちゃんの姪ごさんでしたから、20分も話しをしました。
カラオケ好きの川崎丸船長さんが懐かしく、あの当時の港はないものの、人々の情はまだまだある赤崎港でした。
インフォメーション 津久見市 ほごたん屋釣具店 ℡0972―82―8277
四浦半島、赤崎港のチヌ、クロ釣り海洋磯釣倶楽部 会長 上瀧勇哲 |

大分県津久見市四浦半島深良津港のクロ釣り 海洋磯釣倶楽部 洋子ちゃん |

2月に入り、近場の釣りはほとんどボウズで中々魚が釣れない!!
高級な本虫でも集魚剤の高級品を使っても魚が集まってくれない状況に、釣り仲間が皆ギブアップしています。それで、なんとか原稿にできる釣り場はないかと考えたら、日産FCの中村さんからもらった釣り情報「津久見の江ノ浦で今、クロが大変良く釣れている」という話し。「ただし、釣り場を紹介するな!!」の条件付き。それで、ある程度なところまでPRするつもりで案内してもらった。
2月11日、大潮、晴のち曇りの天気で早朝、行橋市を出発。
東九州自動車道を利用して津久見ICまで90分。これより津久見湾を下って四浦半島の北側、江ノ浦海岸まで30分ほどで到着。車は道路端に駐車して徒歩で入る磯場。15分ほど汗だくで歩いて岩場に到着。今日はナギ、釣り日和で早速、オキアミ4角にグレパワーV9スペシャル2袋を加えて少々硬く練り込み、ピンポイントで15~20m沖を狙うマキエを作る。もちろん中村さんも同等なもの。サシエサはマルキューのくわせオキアミ・スーハードとシャキ生Mの二種で、雑魚がいなければシャキ生で十分とのこと。中村さんはそのシャキ生、頭をちぎって身だけOH元気グレ4号にフィットさせるようにエサ付けするのが基本!!とか
。

それをマネて私もスタート。クロポイントには、すでにマキエを30パイほど入れているので、すぐにエイジア・マスターピースG7を全遊動で狙い、ハリス1.5号が3mをゆっくり沈めている内に早くもヒットはアジ20㎝。かなり群れているようで、サシエサが落ち着く暇なくアジの入れ食いモード。これも立派な魚でキープ。中村さんも次々にライブウェルにアジを入れているようで「釣れる!!」って楽しい。しかしながら1時間もアジと遊んでいると面白くないので、ハリスにガン玉Bを打って早く沈める作戦。当然ウキも沈み、道糸のフケをなくして竿先のアタリでキャッチする作戦。これがうまくいってヒットしたのはメバルの18㎝。続いて黒メバル19㎝がヒット。
それでマキエにグレパワー遠投を一袋加えて十分硬く練り上げ、粘りと遠投性を持たせて20m以上のロングに切り替えた。するとアジは手前まで、エイジアはゆっくり沈み、そのまま道糸を送る事が出来、3分ほどして竿先が30㎝アタリ、もう少し食わせてやるつもりでいたら、いきなり竿引きの大アタリ。リールを巻いて、今もってない感触を味わって、水面に浮かしたクロは30㎝。タモ入れして、久しぶりのクロに酔ってしまった私。
それを見た中村さんも、ウキを「ちぬの詩3B」に、釣研の新製品「メタルダイバー-3B」のセットで、いきなりポイントに入れる作戦に変更。すると三投目でクロ25㎝を抜き上げた。
私も負けじと20~25m沖潮に仕掛けを入れ、3分、4分ぐらいして、タナは8~10mごろでクロがヒットしたようだ。7匹連続でクロをゲット。今日は大潮で満潮が10時ごろの絶好日とあって、満ち潮の流れが少々あっても波が穏やかな分、仕掛けが入ってくれて、うまいぐあい沖潮でクロがヒットする好タイムに22~30㎝のクロを私、18枚。中村さんは良型ばかり8枚ほどキープ。彼は、たくさん釣っても食べないとかで、手の平クラスはリリースしていたようだ。
今日は昼までの釣りで納竿したが、相変わらず津久見海岸の釣り人のゴミは多く、釣り人のモラルが非常に悪いようだ。特に波止、港はアキ缶、ビール缶が多く、釣りマナーを今問われているので、出来るだけ自己のゴミはもちろん、周辺のゴミを拾ってほしい。
近くの江ノ浦港ではアキ缶を入れるケースがあるので、こちらに入れるぐらいのマナーがほしい。
インフォメーション ◎ほごたん屋釣具店 ℡0972―82―8277で。
大分県津久見深良津港のグレ & アジ釣り 釣りのファン子 |
釣り仲間の吉本耕二さんが亡くなって一ヶ月余り、お母さんから色々なお話し、お手紙を頂いて「お魚釣り仲間」って、すごく家庭に溶け込んでいると、つくづくそう想いました。又、主人がお世話係している海洋磯釣倶楽部の釣り仲間皆さんも、みんな優しい方ばかりで、その想いが吉本耕二さんに繋げられ、思いやりのある絆が深く続いている事を改めて知ります。その上で私達の趣味は「お魚さんを大切にしながら自然に親しむ、明日への活力!!」そう想います。
さて、平成25年5月18日、今週は金曜日の夜から出発して、宇佐別府有料道路、東九州道を利用して、津久見ICを降り、そのまま四浦半島の中央ごろにある深良津港へ行きます。行橋市から、わずか2時間少々で行けました。主人いわく「最近、四浦半島もトンネルが多くなり、山越えしなくて直進できるから楽チン、おまけに道路幅も広くて、快適なドライブコース」だそうです。
午前0時前に着いて、早速、車中を真っ平らにし、コンパネを敷き詰め、マットレスを置いて、布団型の寝袋で、夫婦二人でお休みタイムします。午前5時、お天気の良い朝、ウグイスの声を聞いて目覚めます。それで深良津港の中央ごろに公園があります。トイレもあり、ここで顔を洗って日焼け止めクリームをタップリ塗って準備万端です。お天気は快晴、無風、小潮で満潮は12時ですから、今は最干潮のときです。それで磯バッカンとイス代わりの11?クーラーを持って、波止の中央から少し先に場所取りします。すでに波止先端にある、フェンスのところに地方の方がアジ、サビキ遠投釣りをしていまして、アジが二連で釣れているようです。主人が挨拶をして釣りを始めます。
今日は、アジとクロ狙いのつもりで、オキアミと赤アミを各1角、これにグレパワーV9とグレパワー遠投1袋を40㎝バッカンでミックスしたものを昨夜、トップ行橋店で準備しています。程よく溶けた冷凍エサに集魚剤が十分染み込み、これに少量の海水を加えて、すぐにマキエができます。
これを10m沖に10ハイほど入れてから竿を出します。
あらかじめ、釣研ウキ・グレイズ2Bをセットしていますから、後はハリス1.5号を括るだけで、すぐに釣りができます。ハリスにはOH元輝グレ4号が付いています。全て前の日に準備したものです。
午前6時から竿を出します。ウキ下は5mから始めます。
マキエには、まだ雑魚の反応はありませんから、少しずつマキエを続けますと、スーッとオレンジ色のグレイズウキが消えて、ちょっと竿先で合わせてやると、クィーンと竿が大きくしなります。今日は波止釣りなので、がま磯エリネス1号、4.7mを使います。で、水面に浮かした魚はメバルの15㎝サイズです。高級魚ですからキープで、主人が準備してくれた釣研、活かしバッカンに入れてやります。サシエサは、マキエに合わせた赤い、くわせオキアミV9、Mサイズです。
続いても小さなメバルが釣れて、優しくリリース。
マキエに小さなメバルなどが、波止のキワから集まっているようです。
主人は15m沖に遠投して「チヌを釣るのジャ」という釣りスタイルですが、なんとしたことか、アジの25㎝を連続ヒットさせています。「私がアジを釣りたいのに」ということで、私も遠投釣り。ウキ下を3mにしました。すると一気にポコーンとウキが引いて、アジの23㎝。この調子でしばらくアジの入れ食いモード。すると沖に漁船がやって来て、アミを上げ始めましたから、お魚さんが警戒してか、なんにも釣れなくなりました。遠投しているアミカゴ釣りのおじさんも困っていますが、しばらく休息です。大きなコンブ入りのオニギリにサバのカンヅメを開けて、美味しい朝のお食事タイム。主人が入れてくれた温かいコーヒーを頂いて、午前9時、再び釣り開始。すると先程のアジが居なくなってしまい、変わりに小グロが釣れます。でも20㎝以下のリリースサイズばかり。しまいには、「このぐらいイイ」ということで、10匹ほどキープ。主人もチヌは不発で気分を変えて、ウキ下を5mごろにして、深タナ遠投して、マキエの追い打ちです。すると一気に竿引きの大アタリで、なにかとおもったら、クロの26㎝サイズが釣れました。波止でこれだけのサイズなら十分です。大きいと思ったので、主人がタモ入れしてくれます。ハリス1号でしたから。
午前10時、雲いきが怪しくなってきます。風が出てきて小雨がありますので、まずはひとまず退却。車中で2時間ばかりお休みタイムして、午後12時ごろから再び釣り開始。すると、ぼつぼつのアジ、クロ、メバルが釣れて、楽しい釣りタイム。その後、釣り場を移動して、江ノ浦に近い赤崎港の波止で、主人がチヌ2枚。私1枚を夕方まで釣って納竿としました。
今日はお天気もまずまずでしたが、四浦の港はどこも釣り禁止が多く、波止の先端は釣りができないよう、フェンスがあります。又、漁師の皆さんが釣りに対するお話しが冷たくて、ちょっとガッカリの釣り場でした。もう少し釣りマナー、ゴミマナーを皆でお願いしたいですね。
インフォメーション ほごたん屋釣具店(津久見市) ℡0972―82―8277